グリーン購入法の紹介

グリーン購入法

環境負荷の少ない持続可能な社会の構築が求められるなか、国・地方自治体など公的部門において、環境負荷低減に役立つ物品・役務（環境物品等）を積極的に調達することを目的として、2001年1月に「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」が施行されました。これがいわゆるグリーン購入法です。

鉄鋼スラグ製品では次の品目が、グリーン購入法の特定調達品目に指定されています。

当社では、公共工事分野で特定調達品目に指定された鉄鋼スラグ製品の利用拡大を進めております。

指定時期	グリーン購入法の特定調達品目	判断基準
2001年度	高炉セメント	30%を超える高炉スラグを使用した高炉セメント >> 高炉セメントB種、C種
2002年度	高炉スラグ骨材	天然砂（海砂、山砂）、天然砂利、砕石又は砕砂を代替し使用する高炉スラグ骨材 >> 高炉スラグ細骨材、粗骨材
	鉄鋼スラグ混入アスファルト混合物	加熱アスファルト用の道路用鉄鋼スラグ骨材
	鉄鋼スラグ混入アスファルト混合物	路盤材、道路用鉄鋼スラグ
	鉄鋼スラグを原料としたロックウール	ロックウールで、鉄鋼スラグを85%以上使用したもの
2003年度	土工用水砕スラグ (港湾工事向け土工用水砕含む)	天然砂（海砂、山砂）、天然砂利、砕石又は砕砂を代替し使用する土工用水砕スラグ
2004年度	地盤改良用製鋼スラグ	サンドコンパクションパイル工法における、天然砂(海砂、山砂)の全部を代替し使用する製鋼スラグ
2005年度	コンクリート用電気炉酸化スラグ骨材	天然砂（海砂・山砂）、天然砂利、砕石や砕砂の代替として使用する電気炉酸化スラグ骨材
2008年度	鉄鋼スラグ水和固化体	骨材のうち、製鋼スラグを重量比で50%以上使用していること。かつ、結合材に高炉スラグ微粉末を使用していること。