神戸製鋼グループはこのほど、須磨地区潜堤築造工事（神戸市）において、鉄鋼スラグ水和固化体※1を海域工事で初めて納入しました。
これまでの海域実証試験を漁業者さまから評価頂いた結果、この度2016年3月、鉄鋼スラグ水和固化体が、県内の海域工事に初めて採用されました。今回、採用された須磨地区潜堤築造工事では、約1000tの鉄鋼スラグ水和固化体を潜堤構築材として、須磨海岸沖に設置されています。
当社は神戸製鋼グループの一員として、今後も海域環境改善に向けた取り組みを継続するとともに、海域工事に用いられる天然石代替として環境優位性の高い鉄鋼スラグ製品の利用拡大を進めて参ります。
※1 鉄鋼スラグ水和固化体とは、鉄鋼スラグ製品の一種であり、転炉系スラグと主な結合材である高炉スラグ微粉末を混練・固化させた後、所定の大きさに破砕したものです。天然石代替材として適用されており、グリーン購入法の特定調達品目にも指定されています
