株式会社脱炭素化支援機構(JICN)への出資について

2022年10月28日

株式会社神戸製鋼所

当社は、本日設立された株式会社脱炭素化支援機構(以下、「脱炭素機構(JICN)」(*1)へ、設立時の引受人として出資を行いました。

脱炭素機構(JICN)は環境省が所管し、政府及び民間企業が出資する株式会社です。「地域共生・地域貢献型の再エネ事業」「プラスチック等の資源循環」「食品・廃材等バイオマスの利用」など脱炭素に資する事業に対して出資および投資家資金の供給等を行い、民間ESG資金を脱炭素投資に振り向ける呼び水となることを目指しています。

KOBELCOグループは、2021年5月に「KOBELCOグループ 中期経営計画(2021~2023 年度)」を公表し、重点課題としてカーボンニュートラルへの挑戦に取り組んでおります。その取組みの一環として、「ハイブリッド型水素ガス供給システム」(*2)や「廃プラスチックのガス化及びメタノール化実証事業」(*3)など、カーボンニュートラルを見据えた特色のある実証試験に取り組んでおります。脱炭素機構(JICN)は、カーボンニュートラルに向けた実証試験や初期段階の事業への資金支援を行うファンドであり、当社グループの成長戦略や取組みとも合致するものと考え、出資を決定いたしました。当社は、環境省、脱炭素機構(JICN)、他の出資者などの関係者と連携し、カーボンニュートラルに資する取組みの事業化に貢献致します。

当社グループは、今後も独自の技術・製品・サービスの提供を通じ、新たな価値創造による社会課題の解決に貢献することで、お客さまや社会にとって“かけがえのない存在”としてあり続けるとともに、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指してまいります。

(参考)株式会社脱炭素化支援機構スキーム図

株式会社脱炭素化支援機構スキーム図

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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