環境技術に関する技術交流の国際的枠組み「WIPO GREEN」への水素関連の技術登録について

2023年12月19日

株式会社神戸製鋼所

当社は、世界知的所有権機関(WIPO: World Intellectual Property Organization)が運営する環境技術関連の交流の枠組みである「WIPO GREEN※1」に、2023年2月に13件の技術を登録※2しましたが、このたび新たに水素の精製、貯蔵、水素ステーションなど水素関連でも6件の技術(下表)を登録しました。

WIPO GREENは、環境技術の開発と普及を後押しすることを目的としており、オンラインデータベースや地域の活動を通じて、環境に優しいイノベーションに関する技術などの提供者と、需要者をつないでいます。WIPO GREENに技術登録することで技術の利活用を促進し、水素社会の実現に貢献していく所存です。

KOBELCOグループはサステナビリティ経営の推進を通じて、新たな価値を創造し、社会の発展に貢献していくことを目指しています。これからも、幅広い事業領域から生まれる多種・多様な環境技術や、技術と技術のかけ算によるKOBELCOならではのソリューション提案などをWIPO GREENを通じて社会に還元することにより、保有する環境技術のグローバルな活用機会を増やし、環境に優しいイノベーションを必要とするステークホルダーの皆様に貢献していきます。

WIPO GREENへの登録技術一覧(今回登録分)

No. 所管部門 技術名
1 技術開発本部 CO選択吸着剤を用いた圧力スイング吸着法(PSA)にて水素を精製する技術
2 技術開発本部 メチルシクロヘキサン(MCH)の脱水素化ガス中の不純物を除去し、水素を高純度化する技術
3 技術開発本部 水素精製及び貯蔵システム
4 技術開発本部 水素吸蔵合金を用いた水素貯蔵プロセス
5 技術開発本部 改質器(水素リッチな改質ガスを生成する改質器)
6 技術開発本部 再生可能エネルギー利用水素ステーション

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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