「鈴木商店モニュメント」建立について

2017年6月6日

鈴木商店記念館

株式会社神戸製鋼所

「辰己会・鈴木商店記念館」(神戸製鋼所、帝人、双日、太陽鉱工などの鈴木商店を源流とする企業群が協賛する同商店の歴史記念館)は、このたび、同記念館が神戸市内の鈴木商店ゆかりの地に「鈴木商店モニュメント」を建立し、神戸市に寄贈することになりました。

モニュメントは鈴木商店の本店跡地(神戸市中央区栄町通7丁目市道)に設置される予定で、今年7月7日には同地で関係者による贈呈式典を開催し、神戸市および鈴木商店ゆかりの各企業が参加する予定です。

鈴木商店は1874年(明治7年)に神戸で創業し、大正期に売上高日本一の総合商社として栄えました。神戸開港から150年となる今年、我が国の産業発展に貢献した鈴木商店の偉業を称え、また、神戸市が主催する神戸開港150年記念イベントの中で鈴木商店を神戸のみならず日本の経済の発展に多大に貢献した企業として広く紹介することを受け、今回のモニュメント建立に至ったものです。

鈴木商店記念館は「鈴木商店」OBの親睦の会である「辰巳会」内の独立した組織として2014年4月に開設されました。鈴木商店の歴史に関連する貴重な資料を電子化して保存するインターネット上のバーチャルな歴史博物館として、2017年5月末までの閲覧者数は約66万人と、多くの方々の関心を集めています。

鈴木商店記念館は、今後も神戸市と協力して、神戸市の歴史遺産としての鈴木商店に関する調査や研究結果を、神戸市はもとより全国のみなさまへ提供しています。

神戸製鋼所は今後も鈴木商店記念館の活動支援を通じて、鈴木商店が近代日本の礎の一端を担った歴史的な価値を後世に伝え、地域の発展に貢献してまいります。

(ご参考)

鈴木商店について

1874年(明治7年)に神戸市弁天浜で創業。1894年(明治27年)創業者・鈴木岩治郎の急逝後、妻の鈴木よねが事業を継承。大番頭の金子直吉の指揮のもと、日本を代表する総合商社として発展。明治から大正・昭和と日本の近代化の礎を築き、食品、繊維、化学、鉄鋼、造船などの分野で数多くの事業会社を設立し、日本の製造業の発展に多大なる功績を遺した。

鈴木商店由来の企業

株式会社神戸製鋼所、帝人株式会社、双日株式会社、太陽鉱工株式会社、他30社以上

辰巳会について

1960年(昭和35年)に元ロンドン支店長の高畑誠一氏を会長として設立された鈴木商店OBによる親睦の会。現在は発足当時の会員の子孫の世代が中心となり、神戸と東京で年2回の例会を開催しながら継承している。

「鈴木商店モニュメント」の除幕・贈呈式典(予定)

場所:
神戸市中央区栄町通7丁目市道
日時:
2017年7月7日(金)
除幕式 11:00~(式典場所:以下地図をご参照ください)
贈呈式 11:20~(式典場:エスタシオン・デ・神戸 6階 ビーナスの間)
参加者:
神戸市代表、鈴木商店ゆかりの各企業、みなと元町タウン協議会、他

贈呈式典開催地(鈴木商店モニュメント建立予定地)マップ

クリックして地図を拡大(別ウィンドウで開きます)

「鈴木商店モニュメント」イメージ

「鈴木商店モニュメント」イメージ

「鈴木商店モニュメント」イメージ

「鈴木商店モニュメント」イメージ

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