「KOBELCO CUP 2023」を開催しました

KOBELCOグループが特別協賛するKOBELCO CUP 2023（「第19回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」、「第13回全国高等学校女子合同チームラグビーフットボール大会」）が、2023年7月27日（木）～7月30日（日）に長野県上田市の菅平高原サニアパークにて開催されました。
ラグビーの普及と選手の育成を目的としてスタートしたKOBELCO CUPも今年で19回目となり、これまでに日本代表の各年代に多数の大会経験者を送り出しています。

男子の大会は「U17の部」と「U18の部」で構成され、「U17の部」は全国9ブロックから選抜されたU17代表選手による高いレベルの試合を通して、ラグビー競技に必要な基礎体力・技術・知識等、選手の資質向上を図ります。今回は、近畿ブロックが優勝を果たしました。
一方、「U18の部」は単独チームでは"花園"への出場が叶わない部員不足の高校の生徒で選抜チームを編成し、ラグビーの普及・強化を図ることを目的としています。今回は、関東ブロックが優勝を果たしました。

女子の大会は15人制ラグビーの試合を行う機会が少ない女子選手に、高校生世代から15人制ラグビーを経験する場を提供することで、女子ラグビーワールドカップなど国際舞台に向けた15人制女子ラグビーの強化、発展を目的とするものです。今回は、九州ブロックが優勝を果たしました。

尚、KOBELCO CUPでは当社ラグビー部である「コベルコ神戸スティーラーズ」の現役選手15名による指導や講習会も行われました。

「KOBELCO CUP」は、日本ラグビーの強化・選手の育成を図る上で、非常に重要な役割を果たしています。ラグビーワールドカップが今年9月にフランスで開催されますが、日本代表予定メンバー36名のうち20名が「KOBELCO CUP」の経験者です。
また、15人制女子日本代表は「女子アジアラグビーチャンピオンシップ2023」で女子日本代表が5月にカザフスタンに遠征を行いましたが、同メンバーの26名中23名が「KOBELCO CUP」経験者でした。

このように「KOBELCO CUP」が高校ラグビーの普及・育成にも寄与していると言えます。KOBELCOグループは今後もラグビー競技の活性化・競技人口の裾野を広げるために、高校生ラガーへの支援を継続して進めていきます。