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平成9年3月期 決算見通し及び中間配当の見送り並びに連結決算見通しについて
各 位 平成8年9月4日
株式会社神 戸 製 鋼 所
(コード番号)5406
平成9年3月期 決算見通し及び中間配当の見送り並びに連結決算見通しについて
当社の第144期(平成9年3月期)決算につきまして、今般その見通しを得ま
したのでお知らせいたします。
当期のわが国経済は、円高是正の定着、低金利や公共投資の拡大など政府の経済
対策の効果もあって、景気は回復過程にあるものの、いまだそのテンポは緩く、本
格回復にはほど遠い状況にあります。
このような状況下、当社は、最大販売量の確保、ならびに合理化、コスト削減等
の事業収益力の強化に向けた施策を柱に、徹底した収益改善諸施策の実行に全社を
あげて取り組んでまいりました。
しかしながら、当上半期の売上高は、前下半期に比べ鉄鋼部門の販売価格の低下
や販売量の減少、ならびに前年度好調であった機械・電子情報部門の減収等によっ
て、 5,550億円程度となる見通しであります。
また損益につきましても、合理化、コストダウンや金融収支の改善など総コスト
削減の効果は着実に発揮できているものの、一般産業機械の採算低下や鋼材の生産・
販売量の減少等により、経常利益は当初見通しを50億円程度下回る 100億円程度に
とどまる見通しであります。
なお、特別利益として固定資産売却益を計上いたします結果、当上半期の税引後
利益は 120億円程度となる見通しであります。
一方、下半期につきましては、景気の急速な回復は望めず、現下の経営環境の好
転は期待し難い状況にあると考えております。
このような状況から、通期見通しにつきましては、売上高は1兆1,300億円程度、
経常利益は 300億円程度となる見通しであります。
また、当期の中間配当につきましては、以上のような状況を踏まえ、誠に遺憾な
がら見送らせていただくことを昨日開催の取締役会において決議いたしました。
事情ご賢察のうえ、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(億円)
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┃ │売 上 高│ 経常利益│ 当期利益┃配 当┃
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┃ │当中間期│ 5,550 │ 100 │ 120 ┃ 0 円┃
┃今回見通し├────┼─────┼─────┼─────╂───┨
┃ │通 期│ 11,300 │ 300 │ ┃ ┃
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│ │当中間期│ 5,650 │ 150 │ ┃ │
│前回見通し├────┼─────┼─────┼─────╂───┤
│ │通 期│ 11,600 │ 400 │ ┃ │
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│ 前年下半期実績 │ 5,962 │ 227 │ 434 ┃ 0 円│
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(連結決算)
当社単独決算見通しの見直しを踏まえ、通期の連結業績見通しは以下のとおりと
なります。
(億円)
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┃ │ 売上高 │ 経常利益 ┃
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┃今回見通し│ 14,900 │ 450 ┃
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│前回見通し│ 15,200 │ 550 │
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以 上
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