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各 位 平成11年9月6日
株式会社神戸製鋼所(コード番号)5406
平成12年3月期 決算見通し及び中間配当の見送りについて
当社の第147期(平成12年3月期)決算につきまして、今般その見通しを得ましたのでお知らせいたします。 当期のわが国経済は、公共工事の増加に加えて、住宅建築等で回復が見られるものの、民間設備投資が引き続き低迷していることから、全体としては依然厳しい状況が続いております。 また、海外についても、韓国・東南アジア経済が回復しつつあるものの、世界的な競争激化の流れの中で、引き続き厳しい環境にあります。 このような状況の下、当社は中期経営計画「KOBELCO-21」に全社をあげて取り組むとともに、収益の確保に最大限の努力を払ってまいりました。 当上半期の売上高は、各部門とも概ね前回見通し並みの売上高を確保できることから、全体でも前回見通しと同程度の4,300億円程度を見込んでおります。 経常損益につきましては、鉄鋼・溶接部門及びアルミ・銅部門の改善等により、前回見通しから20億円増益となり、Δ60億円程度の経常損失となる見通しであります。 しかしながら、税引後の当期損益につきましては、事業整理損失等の特別損失が前回見通しより増加することから、ほぼ前回予想並みのΔ130億円程度の当期損失となる見込みであります。 下半期につきましては、引き続き厳しい経営環境が続くものの、総コスト削減の更なる上積みに加え、機械・電子情報部門での売上増による業績の確保が見込まれます。 この結果、通期見通しにつきましては、売上高は8,500億円程度を、経常損益は90億円程度の利益を、また当期損益はΔ70億円程度の損失を見込んでおります。 当期の中間配当につきましては、以上のような厳しい経営環境にありますことから、誠に遺憾ながら見送らせていただくことを取締役会において決議いたしました。 当社といたしましては、今後、収益が見込まれる事業に対し重点的に経営資源を投入する一方で、資本効率の向上に向けた不採算事業の見極め・撤退など、事業の選択と集中を迅速かつ積極的に推し進め、戦略的・構造的な企業改革を果断に実行してまいる所存でございますので、事情ご賢察のうえ、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
以 上 |
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