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圧力容器の応力解析・強度評価

概要

石油精製・化学プラントでの圧力容器/熱交換器は大型化・厚肉化すると共に、運転条件もますます高温・高圧になってきています。この厳しい条件下で使用される圧力容器/熱交換器には、安全かつ信頼性の高い設計が要求され、ASMEやBS規格に従った応力解析・強度評価が実施されています。KOBELCOはASMEの認定工場として、多数の機器の設計・製造実績を有すると共に、各種の応力解析・強度評価を実施して参りました。

解析例

図1 外側から見た応力分布

図1

この例は、尿素合成塔のヘッドに取り付けられているノズルが近接している ためそれぞれの応力が干渉することでヘッドに高い応力が発生していないかを検討したものです。

図1は外側から見た応力分布を、図2は内部から見た応力分布を示しています。

この解析によりヘッドは設計時の板厚で強度上十分であることが立証されました。

図2 内部から見た応力分布

図2