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プレスリリース
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神戸製鉄所での石炭火力発電所の増設について
~関西電力株式会社の火力電源入札募集への応札~
2014年4月25日
株式会社神戸製鋼所
当社は、関西電力株式会社が本年実施予定の火力電源入札募集に応札し、神戸製鉄所(兵庫県神戸市)での石炭火力発電所の増設による電力供給事業の拡大を目指していきます。
今後、入札実施スケジュールに合わせて、更に詳細な検討を重ねていきますが、計画の概要は以下の通りです。
- (1)発電所設置場所:
- 神戸製鉄所内、第3高炉(2017年11月休止予定)の跡地
- (2)発電方式 :
- 微粉炭火力 超々臨界圧発電設備
- (3)発電規模 :
- 最大140万kW
- (4)供給開始時期 :
- 2021年度~2022年度目処
当社は、神戸製鉄所において、発電規模140万kWの石炭火力発電所を建設し、2002年度より関西電力株式会社向けに電力卸売(IPP)事業を行うなど、地元神戸市での電力の安定供給に貢献してまいりました。
また、昨年5月に発表した中期経営計画において、鋼材事業の構造改革(神戸製鉄所の高炉をはじめとする上工程設備の休止)を決定し、その休止する神戸製鉄所の高炉跡地の活用策として、発電所の増設による電力供給事業の拡大の可能性をこれまで検討してきました。
今般、関西電力株式会社が入札実施を発表したことから、今後、応札に向け、発電所建設計画の詳細を検討していきます。
発電所の増設にあたっては、当社既存発電所に優るエネルギー効率の高い発電設備を導入するとともに、環境面においても都市型発電所にふさわしい高水準の対策を実施いたします。また、地震・津波対策工事の実施や、電力供給ルートの多重化など、電力安定供給の信頼性を更に高め、災害に強いまちづくりへの貢献を目指してまいります。
今後、発電所の増設に関する環境アセスメントに向けて、関係行政機関、及び地元の皆さまのご理解、ご意見を頂きながら準備を進めていきます。