

神戸発電所
神戸発電所は地域と共生する「都市型発電所」です。
全体配置図をはじめ、概要を紹介します。
神戸の街とともに歩む
「都市型発電所」「エネルギーの有効利用」
「地域交流事業」をキーワードに
「地域との共生」を目指して
建設された発電所です。
都市とエネルギーのよりよい関係の
実現を目指し期待される役割を果すよう
努力を続けてまいります。
地域との共生
神戸市含む阪神地域の電力自給率の向上、
電力供給系統の多重化により、
災害に強い都市づくりの一役を担っています。
発電所で発生するエネルギーを地域に
供給することにより、地域の省エネルギー、
環境改善に貢献しています。
地域の人々が集い、楽しみ、潤い、
安らぐことのできるような施設を提供し、
運営しています。
地域との共生
1959年より製鉄所が培ってきた自家発電技術とノウハウ、ならびに環境技術、石炭ハンドリング技術などを活かした、高効率かつ環境保全に配慮した都市型発電所であり、地震、災害等の防災面に強い設備設計です。その主な設備について、紹介します。
また、神戸発電所は神戸市と環境保全協定を締結しています。協定に基づき、必要な環境関係の資料を提出しています。
神戸発電所の稼動を契機に、「省エネルギー」「地域との交流と共生」をキーワードとして、熱供給事業と3つの地域交流施設運営を行っています。
阪神・淡路大震災を契機に、大都市におけるライフラインの「自立」が求められてきました。神戸発電所は、神戸市のピーク時の電力需要(約200万kW)をまかない、神戸市近郊の阪神地域の自給率向上に寄与しています。
また、2025年3月時点で関西電力管内の供給電力の約10%を担っています。

環境保全や福祉、お祭りなどの地域活動に積極的に参加し、地域の皆様との交流と触れ合いを大切に育んでいます。


周辺環境に馴染む明るく爽やかな外観です。
外周部に四季の変化に富んだ緑地帯を設け、送電線についても地中化しています。

低騒音型機器の採用やタービンなどの騒音発生源を厚い防音材を用いた建屋内に収納するなど騒音防止対策を実施しています。