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プレスリリース

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関西電力株式会社殿との電力受給契約の締結について

2015年3月31日

株式会社神戸製鋼所

当社は関西電力株式会社殿(以下、関西電力殿)の火力電源入札において、落札者に決定しておりましたが、本日、関西電力殿と電力受給契約を締結致しました。

プロジェクトの概要

1. 発電所設置場所:
神戸製鉄所内、第3高炉の跡地
2. 発電方式:
微粉炭火力 超々臨界圧発電設備
3. 発電規模:
130万kW (65万kW x 2基) (※受給最大電力:122.1万kW)
4. 供給開始時期:
1基目:2021年度、2基目:2022年度

今回、建設する石炭火力発電所には、国から公表されている火力発電設備導入時の基準であるBAT(Best Available Technology)に即した最新鋭の発電技術である超々臨界圧発電設備の導入に加え、都市型発電所にふさわしい高水準の環境対策を実施する計画です。
また、電力需要地である神戸市及び阪神地域に近接した立地であるため、電源の効率化やそれに伴う低炭素化に貢献するとともに、ベース電源として安価な電力を大量かつ安定的に供給することで、地域経済の更なる安定・発展に貢献できるものと考えております。

当社は神戸製鉄所において発電規模140万kWの石炭火力発電所を建設し、2002年度より関西電力殿向けに電力卸売(IPP)事業を行うなど、地元神戸市の電力自給率の向上に貢献して参りました。
当社の「2013年度~2015年度グループ中期経営計画」では、その神戸製鉄所における石炭火力発電所の建設・操業で培ったノウハウを生かし、電力供給事業を安定収益基盤として拡大することを掲げており、本プロジェクトもその一つです。今後、発電所建設計画の詳細検討を更に加速・深化させていくとともに、環境アセスメント手続きも着実に実施し、計画通りにプロジェクトを進めるべく全力で取組んで参ります。