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温泉など未利用の低温熱源での発電をKOBELCOがお手伝いします。

目的は温暖化防止に寄与する独自製品の開発
高効率・小型バイナリー発電システム「マイクロバイナリー」

CO2排出を抑制するために、未利用排熱を利用した発電や、火力や原子力に代わるさまざまな再生可能エネルギー〔図1〕を発電に有効利用する動きが、世界規模で活発化しています。日本でも、再生可能エネルギーによる発電促進を電力会社に義務付けたRPS法(新エネ等電気利用法=2003年施行)や、再生可能エネルギー利用の電力に対する固定価格買取制度(2012年7月予定)など、国策としてその普及が図られています。

神戸製鋼所 機械事業部門では、ラジアルタービン発電機「GRT」や小型蒸気発電機「スチームスター」など、工場等で未利用だった排蒸気(130~400℃)を発電に利用してCO2削減に寄与するアイテムは豊富ですが、低位の未利用エネルギーや再生可能エネルギー自身に的を絞った製品はありませんでした。そこで2009年10月、世界トップレベルにある私たちの圧縮機製品の中核をなすスクリュロータ技術と、当時技術開発本部が新テーマとして研究していたバイナリー技術を融合すれば、神戸製鋼ならではの製品を開発できるのではと、プロジェクトを立ち上げました。

有望市場の一つとしたのは、バイナリー発電による小規模の温泉・地熱発電でした。特に、これまで電気事業法などの法律上の規制や導入コストの問題で普及が進んでいない500kW未満の小規模、温泉域の地熱発電をターゲットにしました。大規模な地熱発電はすでに全国に20カ所近くあるのですが、熱源が100℃前後と低く、供給量も小規模あるいは不安定という条件に対応できる発電システムなら、多くの温泉で採算ベースでの導入が可能です。また、同様の課題を抱える太陽熱やバイオマス熱などの再生可能エネルギーや、工場の温排水にも応用することができます。

高効率・小型バイナリー発電システム「マイクロバイナリー」は、まさにこうしたコンセプトを具現化した新製品です。

昨年10月から販売を開始し、お陰様で予想を上回る数のお問合せ、ご引合いを頂いています。今年の夏には当社の神戸製鉄所に設置し、転炉排熱を利用して発電を行うほか、秋以降には地熱、温泉用途や工場用途のお客様への納入を開始する予定です。

〔図1〕再生可能エネルギーの定義

〔図1〕再生可能エネルギーの定義
再生可能エネルギーは自然現象など資源が再生して供給されるエネルギーをいい、そのなかで近年実用化されたものを特に「新エネルギー」と呼ぶ(下段の波力発電と海洋温度差発電は、まだ実用化されていない未来技術)。

高効率・小型バイナリー発電システム Microbinaryについて

関連リンク

マイクロバイナリー
http://www.kobelco.co.jp/machinery/products/rotation/microbinary/index.html

KOBELCOはコンプレッサの技術で、省エネ・節電のお役に立ちます。
http://www.kobelco.co.jp/pr/1184474.html

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