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石炭について

Q.

電気が必要なことはわかったけど、どうして石炭火力なの?

A.

石炭は他のエネルギーにくらべ、埋蔵量が豊富で安定した供給を受けられます。
石炭は、特定の地域にかたよることなく産出されており、石油ショックのときに起きたような価格の急騰の心配が少ないエネルギーです。
エネルギーのほとんどを海外に依存している日本では、安定した供給を受けるために、いろいろなエネルギーを利用しています。
石炭は今後も、重要なエネルギー資源として位置付けられています。

石炭はマッチの火を近付けてもなかなか火はつきません。 ですから、火災などの災害の心配がほとんどありません。

Q.

でも石炭を燃やすと黒い煙がモクモク出たりするんじゃないですか?

A.

黒い煙が出るのは昔の話。現在では、燃焼技術の向上や排ガス処理などの公害防止技術の進歩により、黒い煙が出ることはありません。
また、石炭を燃やすと、その排ガスの中には、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、ばいじんなどが含まれます。 けれども最新の環境設備によってごく微量なレベルまで抑えます。
2号機が完成した今、黒い煙が出ていないことをご確認いただけると思います。