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写真1

KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。

2019.05.28 Tuesday

写真1 森の専門家服部保さんによるミニセミナー

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。


さて、前回で第6回KOBELCO森の童話大賞の表彰式の模様をお伝えしましたが、

今日は、その表彰式の中で行われた、ミニセミナーをご紹介しますね。


森の専門家でいらっしゃる服部保さんのミニセミナー。

タイトルは「背景の森」といいます。

ん?何の背景?って思いますよね。

実は絵本の背景なんです。


KOBELCO森の童話は「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。

皆さんから送られてくる作品には、舞台であったり、素材であったりと、

表現は様々ですが「森」が書かれています。

金賞作品は絵本化されるわけですが、

その際には、森の専門家である服部保さんと、

絵本作家のおぐらひろかずさん、たなかしんさんと相談をして、

そのはなしや登場する植物や動物に合った、舞台背景が決められます。

おはなしはフィクションですが、絵で描かれる森は、実際の森の植生を正しく描いてくださっています。

その舞台背景の森について、服部さんはここで様々な解説をしてくださいました。


こんな地方のあんな森、

あんな地方のこんな森の、こんな木!!

といった形ですね。


と今回はその例年の解説にプラスして、

「五感を使って森を知る」

というテーマが新たに設けられました。


セミナーは室内なんですが、

森を体感してみよう!という事で、会場内に配られてのは、

ニッケイ・タデ・ゲッケイジュ・フジの実。


みなさん、服部さんの解説を聞きながら、

匂いを嗅いでみたり、触り心地を確かめたり・・・

                


                


もちろん、受賞者だけではなく、

審査員の永田萠さん、おぐらひろかずさん、たなかしんさんも、興味津々です。


                


そして、最後は、タデ。

蓼食う虫も好き好きの、タデですね。

実際食べてみると・・・「!辛い?!」

少しピリッとくる辛さですね。



ほら?わかります?

皆さんお茶を飲んでらっしゃいます。

こんな辛いのをわざわざ好んで食べる虫もいるんだね、という事を皆さん身を持って体験されました。


「森」は私たちの生活から、少し遠い所にあるようで、

実は色んなチャンスで、身近に感じることができるという事を、このセミナーで学びました。

ここに参加された受賞者だけではなく、

全ての人に「森」への入り口をご紹介したいと今回Blogに書きました。


1人でも多くの方が、「森」について、学び、考えてくれたらいいなと、

事務局は考えています。

そして…その上で、自由な発想でおはなしも・・・なーんて。


今、第7回の準備中です。

また改めてお知らせしますが、

ぜひとも、今の機会に、「森」についての学びを深くして頂けたらと、思っています!


あなたも、「森」を五感で体感して、おはなしを書いてくださいね!!!



(みや)
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