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写真1

KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。

2021.7.2 Friday

写真1 絵本の使い方について ~「絵本活用のヒント」~

こんにちは。

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。


先週は神戸製鋼コベルコスティーラーズのTwitterで童話大賞が紹介されたお話を書きました。

みなさん、Twitterは見てくださいましたか?

❤のいいね!が続々増えていましたね。


さて、今日は、そのTwitterでも、井関さん、松岡さんが持ってくれていた第8回の絵本、

そして、その絵本と一緒にお送りしている「絵本活用のヒント」についてのお話をしましょう。


KOBELCO森の童話大賞は「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。

応募いただいた作品がフィクション(想像のおはなし)だったとしても、

絵本にする時に、私たちは実際の森を、絵に描いてもらっています。

ん?て思いましたか?

そう、絵本になるおはなしは、すべて、日本のどこかの森を舞台に設定しています。

(過去の絵本の中には、主人公がアライグマだったおはなしがあり、

 その場合、日本では外来種のイメージが強くなるので、

 アメリカの森を舞台にしたこともありますが…)

その実際の森には、どんな植物があるか、どんな動物がいるか。

それを調べてから、絵を描いてもらっています。

この「絵本活用のヒント」では、その舞台となった場所の紹介、

また、絵本の中に出てくる、植物・動物などの名前を紹介しています。

第8回の絵本にもそれぞれ「絵本活用のヒント」がついています。

中を開くと・・・

例えば、「森の命の素晴らしさ」では、

北の森、東の森、西の森が出てくるのですが、

それぞれ、

北の森は→北海道のオンネトー

東の森→栃木県華厳の滝

西の森→和歌山県大塔渓谷

と舞台を設定しました。

※南の森は、土砂災害があったという設定なので、あえて悲しい森の舞台は設定していません。

(近年自然災害の大変なニュースはたくさんありますものね。)


また、「森のかけはし」では、舞台を奈良県と三重県の県境にある大台ケ原のブナ林と設定しました。

そして、そのブナ林に生息する動物や、植物なんかも載せています。

 

本文中には、名前も出てこない、

そのおはなし(ストーリー)の背景にある森。

何気ないページの、何気ない背景の中にに、リアルな森が描かれています。

この「絵本活用のヒント」を見て、登場する動植物について、詳しく調べても良いですね!


KOBELCO森の童話大賞の絵本は、

子供たちが作ったストーリーを純粋に楽しむことができます。

子供ならではの発想に、ドキッとしたり、大人が考えさせられたりします。

そして、「絵本活用のヒント」を使って、そのストーリーの背景にある森を知る、

という二つの楽しみ方ができる、とっても素敵な絵本になっています。


この「絵本活用のヒント」は絵本と一緒に配っていますが、

KOBELCO森の童話大賞のHPの中でも「絵本の使い方」のページにも掲載しているので、

ダウンロードしていただくことも可能です。


みなさんも、いろんな角度で、この絵本を楽しんでくださいね!!

 

(みや)
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