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KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。

2021.08.04 Wednesday

写真1 KOBELCO森の童話大賞 書き方のヒント①

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。


さて、ついに8月に入りましたね!

今年の夏も去年に引き続き、色んなところにお出かけが少し難しい夏ですね。

遠出もできない今日この頃、もしお時間があれば、ぜひKOBELCO森の童話大賞を!

今日は、童話大賞の書き方について、ご紹介していきます。


KOBELCO森の童話大賞は「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。

おはなしの中身は、もうそれは自由に!!

大人では到底思いつかないような、自由な発想でおはなしを書いてもらえたらと思います。

で、も、「森」については、イメージだけの「森」ではなく、

やっぱり本当の「森」を知ってほしいと思っています。

一番いいのは、森に行って、五感を使って森を体験すること!!

見て、聞いて、匂って、触って(かぶれたりする植物もあるので、注意が必要です)、

(食べて:これも素人判断ではとても危険ですからやめてくださいね!!)

森を体で感じて、それを文章に生かしてもらえたら、事務局としては最高です!


でも、ね。なかなか難しいですよね?


そんな時、まずは童話大賞のHPでは、「おはなしを書く前に」というページがあります。

今日はその中の

①森ってなぁに??

をご紹介していきましょう。

森の種類は標高(高さ)によって変わります。

その種類によって、生えている木の種類が違ってきます。

暖かいところにある照葉樹林では、ツバキ・クス・カシ・シイなど。

少し寒いところ、雨の多い地域にある夏緑樹林は、夏に緑と書くように、

秋には紅葉し、落葉する種類のブナ・ミズナラなどが生えています。

針葉樹林は、高い山の上の寒いところにあり、トウヒ・エゾマツなどが生えています。

そして、それより標高が高くなると、なんと!大きな木は生えません。

高山草原といって、山のてっぺんには、コマクサ・ミヤマキンバイなどのお花畑が広がっています。


もちろん、全部を覚える必要はありません。

でもね、おはなしを考えるときに、

この森はどんなところを舞台にしようかな?

暖かいところ、寒いところ、

秋の紅葉がとってもきれいな森で起こる出来事を書きたいなと思ったら、

こんな木が生えている森になるな、とか。

冬のクリスマスの季節に似合う木をイメージすると、こんな森になるな、とか。

そうすると、フィクション(想像)のおはなしが、グッと現実に近くなりますよ。


HPの方では、日本の自然林(昔からある林)から、二次林→人工林なども紹介しています。

森の専門家の服部先生によると、昔からの森はどんどんなくなってしまっているそうです。

それが、唯一守られて残っているのが、神社や寺院にある鎮守の森なんですって。

確かに、大きい木がたくさんあって、少しうっそうとした感じがありますよね。

山の奥に分け入って森を体感するのはとっても大変ですが、

ご近所の昔からある神社や寺院に行ってみたら、

昔からの森を、少し体験できるかもしれませんネ。


今日は、「森ってなぁに?」をご紹介しました。

遠くに行けないこの夏は、是非とも、近くの「森」を体験して、

そしてそこで感じた「森」をおはなしにちりばめてくださいね!

あなただけの「森」の作品、お待ちしていまーす!!


(みや)
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