建築構造用高降伏点490N/mm2鋼材 KCL A400


特長

高YP

従来鋼の490N/mm2鋼(KCL A325) 同等の強度クラスで、設計基準強度をアップ

高い溶接性

YP325鋼板と同等のCeq、Pcm ⇒ 予熱フリー

良好な溶接継手靭性

従来と同等の良好な靭性確保

良好な溶接性

TMCPの適用により、低Ceq.化、低Pcm化を実現した結果、25℃においても溶接割れは発生せず、良好な溶接性を有している

y形溶接割れ試験(JIS Z3158)

溶接施工指針(板厚>50mm)

  適用溶材 予熱温度(℃) 入熱量(KJ/cm) パス間温度(℃)
KCL A400
(KSAT400)
YGW18 ≧25 ≦40 ≦300
JASS6
(50キロ鋼基準)
YGW18 ≧50 ≦40 ≦350

高YP化

YP400 製造方法の考え方
TMCP適用、低C化+Nb増量、B添加 ⇒ TSはYP325~355級(50kg鋼)のまま、高YP化

KCL A355とA400のミクロ組織

溶接継手特性

溶接入熱440kJ/cmの角部サブマージアーク溶接部において、シャルピー吸収エネルギーのスペックを十分に満足している

板厚:
50mm
溶接材料:
US-60ST/PFI-60ST(神戸製鋼製)
溶接方法:
サブマージアーク溶接
入熱:
約440kJ/cm

最大の溶接入熱となるスキンプレート/ダイアフラムのエレクトロスラグ溶接部においても、シャルピー吸収エネルギーのスペックを十分に満足している

板厚:
ダイアフラム50mm×スキンプレート50mm
溶接材料:
ES-60ST/MF-38(神戸製鋼製)
溶接方法:
エレクトロスラグ溶接
溶接条件:
380A-52V-14cm/min
(入熱:約830kJ/cm)

品質特性例

TMCP適用によりSpec.を十分に満足する優れた特性を有しており、なお尚かつ低Ceq.、低Pcmも実現し溶接性に配慮した。

建築構造用高降伏点490N/mm2鋼材 KCL A400 品質特性例 機械的性質

板厚
(mm)
YP
(N/mm2
TS
(N/mm2
YR
(%)
El
(%)
一様伸び
(%)
vE0
(J)
35 498 589 85 28 15 274
50 471 574 82 31 16 317
80 438 555 79 31 15 310

建築構造用高降伏点490N/mm2鋼材 KCL A400 品質特性例 化学成分

主要元素 mass% 割れ
感受性
PCM (%)
炭素
当量
Ceq(%)
C Si Mn P S Nb Ti B
KCL A400 0.08 0.15 1.55 0.007 0.002 0.018 0.012 0.001 0.17 0.34

仕様表

建築構造用高降伏点490N/mm2鋼材 KCL A400 機械的性質

規格 板厚
範囲
t(mm)
引張試験 シャルピー
衝撃試験
降伏点
または
耐力
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
降伏比
(%)
伸び 絞り
(%)
温度
(℃)
吸収
エネルギー
(J)
板厚
(mm)
試験片 (%)
KCL A400 B 19≦t≦80 400~550 490~640 ≦90

19≦t≦50
20<t≦80

5号
4号

≧30
≧23

0 ≧70
C 19≦t≦80 ≧15(個々)
≧25(平均)

建築構造用高降伏点490N/mm2鋼材 KCL A400 化学成分

規格 化学成分 (%)
C Si Mn P S N 炭素当量
Ceq(%) ※1
溶接割れ
感受性組成
Pcm(%)※2
FHAZ
(t≦50) (t>50) (t≦50) (t>50) (t≦50) (t>50)
KCL A400 B ≦0.20 ≦0.55 ≦2.00 ≦0.030 ≦0.015 ≦0.40 ≦0.40 ≦0.26 ≦0.26
C ≦0.020 ≦0.008

※1 Ceq (%) =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14

※2 Pcm (%) =C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B

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