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2.2 形状制御装置 (AFC:Automatic Flatness Control System)
製品概要
形状制御装置(AFC:Automatic Flatness Control System)は、形状検出装置(FI )で検出した形状データを取り込み、圧延機の形状修正アクチュエータに対して、形状制御量を出力するものです。
本システムは、多段圧延機(KT/KST Mill)及びアルミ箔ミル(4-high Mill)における豊富な経験を踏まえ、独自に開発した多変数制御理論に基づく自動形状制御システムです。
形状制御アルゴリズム
各アクチュエータの形状制御能力(影響係数)を採取・評価し、多変数制御理論を用いて、形状誤差に対する最適なアクチュエータ操作量を決定します。
"Shapematic System" Configuration
板厚非干渉制御モデル
形状制御アクチュエータの操作量に応じて発生する板厚の影響を最小化します。(当社特許)
自動形状制御を行う際に最も板厚への影響が少ないアクチュエータの組み合せを出力する上位非干渉制御と、微小な板厚変動を油圧圧下ウエッジを用いて補償する下位非干渉制御の両方を用いています。
形状制御結果
タイプの異なる圧延機においても各アクチュエータの影響係数を採取・評価することによって、最良な形状制御が可能となります。
The result of AFC