KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。
こんにちは。
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです!
さて、今回は第10回の金賞作品、
中高生の部の「どんぐりのゆりかご」をご紹介しますッ!
公式動画チャンネル(YouTube)でも朗読動画を公開していますので、
ぜひともチェックしてみてくださいネ。
この作品は高校1年生の作品です。
実はKOBELCO森の童話大賞、中高生の部で、高校生が金賞を受賞したのは初めてになります。
おぉ!意外!?
知識と自由な発想、リアリティーとファンタジー、
そのバランスが本当に難しいのが、このKOBELCO森の童話大賞なんですが、
今回のこの「どんぐりのゆりかご」はそのバランスが本当に絶妙な作品でした。
普段目にする機会のあまりない地中のミミズたち「分解者」を主人公にした、
気づきや学びもありつつ、とっても楽しいおはなしでしたよね。
森の土を元気にしてくれているミミズたちが、本当に地中でこんな会話していたら…
と想像するだけで、わくわくしてきますよね。
こちらのおはなしには、イラストレーターで絵本作家のながおかえつこさんが、挿絵を担当してくださいました。
おはなしに出てくるミミズやヤスデの資料をたくさん読んだ上で、カワイイキャラクターに仕上げてくれました。
そう!主人公のミミズのポールですが、
可愛くポップにするために青色にした訳じゃないんですよ!
実はね、「シーボルトミミズ」というミミズがいるんです!
「シーボルト」という名前がついていますが、外来種ではありません!
日本に昔からいる、大型で青紫の光沢があるミミズをモデルにしています。
なので、青色なんです。
反対に、ガールフレンドのスティックは、一般的なミミズなので、赤系統に。
サイズも少し変えています。
へぇ~!と思ったそこのアナタ、ぜひ、こちらもあわせてご覧くださいネ。
もっともっと、土の中の世界が分かるはずです。
さぁ!
あなたも、「森」のおはなしを書いてみませんか?
知識と自由な発想。
リアリティーとファンタジー。
難しいことを言いましたが、
まずは「森」を体験して楽しんで、
後は自由に、思いついたことをおはなしにしてくださいネ。
もちろんその時に、金賞作品は絵本になる、という事もお忘れなく!
みなさんからのご応募、お待ちしておりまーす!!