大雨の日のビオトープ観察会は・・・?
台風22号が近づき、前線の影響もあって大雨となった10月29日。
自然教室「ビオトープ観察会・メダカをすくおう」がどうなるか
朝から心配。
悪天候でキャンセルも相次ぎました。
しかし幸い気象警報が発表にならなかったので、開催した自然教室にご参加くださった皆さまには、とても楽しんでいただくことができました!
さすがに、ビオトープに出ての観察会は出来なかったのですが、事前に池にモンドリ(わな)をしかけ、かかったお魚をさわっていただく体験は・・・
「ふなが、にゅるにゅるしていたからこわかった。けれど、がんばってつかんだ。」
「またさかなをさわりたい。」
「まためだかのきゅうしゅつができることをたのしみにまっています。」
お友だちからうれしいコメントをいただきました。
今回は室内でできるプログラムとして、タネのお勉強をしました。
クイズもまじえてタネの冒険を学び、タネの模型をつくって飛ばしてみると、
「よく飛ぶタネ」や「いろんな飛び方をするタネ」があっておもしろかったとよろこんでいただけました。
タネも子孫を残すために、びっくりするような工夫をしているのですね。
次回のビオトープ観察会は5月を予定しています。
ぜひご参加ください。
10月29日ビオトープ観察会ご予約の皆さまへのご連絡
台風22号が本州に近づく可能性があります。
本日(10月26日)現在ではまだ10月29日の状況は不明ですが、「ビオトープ観察会」に関して、ご予約の皆さまにご連絡いたします。
○小雨の場合は観察会を行いますので、雨合羽、タオルなどをご持参ください。
○本降りの雨の場合は、ご予約の皆さまを対象に、
室内で子ども向け自然教室を実施します。内容は未定です。
○神戸市に気象警報が発表になれば、灘浜サイエンススクエアは臨時休館となり、
ビオトープ観察会も中止となります。
お出かけ前に、気象情報をご確認ください。
○イベント開催中に警報が発表されましたら、皆さまの安全のために、
早めにイベントを切り上げることになりますので、ご了承ください。
以上よろしくお願い申し上げます。
ビオトープに秋が来ています。
クマゼミの‘大合唱’がいつの間にか終わり、灘浜サイエンススクエアのビオトープに秋が来ています。
ワレモコウが風に揺れています。
そしてこれは、「ナガボノワレモコウ」。
名前が示すように、穂の部分がワレモコウよりも長いです。
兵庫県絶滅危惧種Aランクのナガボノワレモコウ。
灘浜サイエンススクエアのビオトープでしっかり育ってほしいです。
2017年夏休みの思い出
夏休みも残り少なくなってきました。
灘浜サイエンススクエアで開催した夏休みイベントを少しご紹介します。
小学校高学年以上のお友だちを対象にした「実験ワークショップ なるほどひろば」。
今年のテーマは「平面と立体の関係を調べよう!」でした。
「次は正20面体も調べてみたい」「身の回りのものを全部、切り開いてみたい」!
平面と立体の関係に興味を持ってくださりうれしいです。
今年の工作教室は「飛び出す動物図かんづくり」でした。
みんなも大好きな飛び出す絵本は、どんな仕組みでできているのでしょうか?
恐竜を登場させたお友だちの作品に、講師は感激。
楽しいお天気講座で一番盛り上がったのは「空気のふしぎな実験!気圧ってなあに?」でした。
写真は、牛乳びんからゆでたまごが「出入り」する実験。
⇒
ふしぎですね。これも気圧の力なんです。
毎年大人気の「わらぞうり作りを体験しよう!」。
今年はご家族にも楽しんでいただくことができました。
「灘浜サイエンススクエアで鉄学しよう!」は実験やクイズを交えた鉄のお勉強。
私たちの生活に欠かすことができない鉄。「鉄学マスター」のお友だちがたくさん誕生しました。
今年もたくさんの皆さまにご参加いただき、ありがとうございました。
夏休みには自然と友だちになろう!
夏休みが始まりました。
灘浜サイエンススクエアでは、「自然」と友だちになってほしいとの願いをこめて自然教室を開催しています。
今年から始まった「こん虫教室」。
初回は「チョウのりん粉転写」の作品作りです。
チョウのはねを体から外し、転写用紙にはさみこみ、棒をつかって転写します。最後は色鉛筆などで体を描きこみます。
すごい!こんなにきれいに転写できるんですね!
次の「こん虫教室」は8月4日。生きているチョウと仲良くなれるイベントです!(要予約)
植物標本の作り方教室でも、押し葉の作り方、データの作り方を学び、参加者は真剣に取り組みました。
夏休みの間にたくさんの標本を作り、昆虫や植物の名前がわからないお友だちがいらっしゃれば、8月26日の「昆虫と植物の標本鑑定会(正しい名前がわかる会)」に持ってきてください。(予約不要)
この夏休みの間にいろいろな発見をして、みんなで「自然」と友だちになろう!
森をテーマにしたお話が出来たら、KOBELCO森の童話大賞に応募してね。
2017年度夏休み予約制イベント「ご予約にあたってのお願い」
「夏休み予約制イベント」ご予約に関してのお願いです。
①お申込みにあたって
夏休み予約制イベントは、少人数であっても団体様からのご予約はお断りしています。
各ご家庭からお申込みください。
同様に、お友だちのご予約につきましても、お友だちの保護者様から直接お申込みください。
各イベント共、内容や安全上の観点から参加年齢・学年を設定しております。
対象年齢・学年以外のお子様のお申込みはご遠慮ください。
ご予約後、ご都合が悪くなった場合は、必ずご連絡をお願い致します。
②同内容のイベントに関して
同内容のイベントは、いずれかひとつの予約のみでお願いします。
③保護者様の同席について
いずれのイベントも保護者様の同伴を歓迎します。
ただし、イベントによっては、子供席(参加者席)と保護者席(傍聴席)を別々にしているものもありますので、ご了承ください。
なお、小学3年生以下は、必ず保護者様同伴でお願いします。
「わらぞうり作りを体験しよう!」のみ学年に関係なく保護者様の同伴をお願いします。
④対象年齢・学年以外のご兄弟について
対象年齢・学年以外のご兄弟がいらっしゃる場合は次の通りとさせていただきます。
工作教室
→小学生以上なら参加は可能です(材料費要)。未就学児は見学参加でお願いします。
楽しいお天気講座
→保護者席にて見学参加でお願いします。
自然教室(昆虫と植物の標本鑑定会を除く)
→同席は可能ですが、材料はありません。
実験ワークショップ なるほどひろば
→同席は可能ですが、資料・材料はありません。
製鉄教室
→同席可能ですが、資料・プレゼントはありません。
わらぞうり作りを体験しよう!
→保護者席にて見学参加でお願いします。
⑤神戸市に気象警報が発表された場合の対応について
コベルコマンからのお知らせ「2017年度夏休み予約制イベント 気象警報発表時の対応について」をご覧ください。
⑥キャンセル待ちについて
いずれのイベントも若干のキャンセル待ちでの予約を受け付けます。
キャンセルの発生あるいは増枠により、ご参加いただけることになりましたら、当館より順番に電話連絡をさせていただきます。一両日中に連絡がつかなかった時は、次の方に順番が回る場合があります。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
2017年度夏休み予約制イベント「気象警報発表時の対応について」
「夏休み予約制イベント」の気象警報発表時の対応についてお知らせします。
灘浜サイエンススクエアは神戸市に気象警報が発表された場合、休館となります。
台風の通過後など気象状況が快方に向かう時で気象警報が午前中に解除された場合は、解除後、開館いたします。
但し、開館時刻が遅れる場合もあります。開館状況につきましては、ホームページの「スタッフからのメッセージ」をご覧いただくか、 お電話にてお問い合わせください。
「夏休みの予約制イベント」に関しましては、気象警報の解除により開館した場合でも、基本的には次の通りとさせていただきます。ご理解の程、お願い申し上げます。
工作教室
10時時点で気象警報が発表されている場合は中止。
中止となった場合、次の日程で延期開催をいたします。
①8月6日(日)分→8月16日(水)
8月6日が中止となった場合、8月20日への振替参加はできません。
②8月20日(日)分→8月30日(水)
延期開催日の10時時点で気象警報が発表されている場合は中止となり、再延期開催はありません。
楽しいお天気講座
10時時点で気象警報が発表されている場合は中止。
延期開催は行いません。
実験ワークショップ なるほどひろば
10時時点で気象警報が発表されている場合は中止。
延期開催は行いません。
夏休み子ども自然教室(昆虫と植物の標本鑑定会を除く)
開始時刻の2時間前の時点で気象警報が発表されている場合は中止。
延期開催は行いません。
昆虫と植物の標本鑑定会
11時までに気象警報が解除された場合は、予定通り開催。
12時時点で気象警報が発表されている場合は中止。延期開催は行いません。
11時~12時の間に気象警報が解除された場合は開催しますが、開始時刻が遅れる場合があります。
製鉄教室・わらぞうり作り体験
12時時点で気象警報が発表されている場合は中止。
延期開催については、決定しましたらご予約の皆様に連絡致します。
基準の時刻の直前に気象警報が解除された場合、イベントは開催しますが、準備の都合により開始時刻が若干遅れる可能性がありますので、ご了承ください。
また、予約制イベントではありませんが、「実験教室 なるほどくらぶ」、「実験屋台」も12時時点で気象警報が発表されている場合は中止となります。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
春のビオトープ観察会
5月20日に春のビオトープ観察会を開催しました。
はじめにみんなで「もんどり」(わな)をしかけておいてから、海と空の約束プロジェクトの西谷さんのおはなしを聞き、紙しばいも見ました。
そしてそのあと、ビオトープで魚すくい体験をしました。
「ぼくは魚をすくうとき、草が生えているところあさっているとたくさん魚がとれたので行ってよかったです。」とアンケートに書いてくれたお友だち。
発見だね!水草の間にかくれているお魚がたくさんいるんだ。
灘浜サイエンススクエアのビオトープにいたらいいと思う生きものをたずねると、
「ドジョウ」「オタマジャクシ」「カメ」「イルカ」「サメ」・・・
いろいろあがります。
ドジョウはいるよ。
オタマジャクシはもうカエルになっていて、静かな時には鳴き声が聞こえるよ。
カメ!?これは灘浜サイエンススクエアのビオトープにはいないんだけど、
日本に昔からいるニホンイシガメ、神戸では絶滅の危機らしい。みんなで保護したいね。
イルカとサメは・・・気持ちはわかる。でもごめんね、ここでは育てられないんだ・・・
「ヤゴがとれたのがたのしかったです。またきたいです。」
トンボは水辺にたまごをうみ、とんぼの子ども(ヤゴ)は水の中で育つから、トンボにとって
水のあるところはとっても大切。
灘浜サイエンススクエアのビオトープには、いろいろな種類のトンボが飛んでくるから、ヤゴを見つけてくれてうれしいな。
ビオトープ観察会の最後のお楽しみは「もんどり」の引き上げ。
大きなギンブナが2匹も入っていたチームもあったんだよ。やった~!!
またみんなで参加してね!
夏のビオトープ観察会は、小学生の自由研究対策として開催します。
秋のビオトープ観察会は、5歳以上のお友だちから参加OK。
開催日はホームページで公表します。お楽しみに!
ビオトープの海浜植物
5月7日に開催した大人向けの自然教室(講演会)では、第一部で『足元を見つめてみよう、身近な植物 春~初夏編』として、きれいな花が咲く植物ではなく身近で見られる植物が紹介されました。
そして、第二部の講演『耕作放棄地での希少な動・植物の保全活動』が始まるまでの休憩時間を使って、NPO法人六甲山の自然を学ぼう会の会員からビオトープに咲く小さな花々についての説明がありました。
この写真の向こう側のグループがご覧になっているのが、海浜植物です。
ハマエンドウは花が大きく、美しい紫色です。
ハマヒルガオも咲き出しました。
実ができているのはコウボウムギ。別名フデクサともいうそうで、神戸市の絶滅危惧種Bランクに指定されています。
今年は花が咲き始めるのが全体的に遅かった灘浜サイエンススクエアのビオトープですが、今、次々に花が咲きだしています。
これからが一番、華やかな時期になります。
灘浜サイエンススクエアのビオトープのお花は、NPO法人六甲山の自然を学ぼう会の会員の皆様がボランティアで心を込めてお世話してくださっています。
見どころは館内に掲示しています。また一部の植物には、写真のように小さな名札も付けています。
いろいろな花の様子を見て楽しんでください。
自然教室「木の枝とあそぼう」 また何かを作りたいな。
今年度最後の子供向け自然教室「木の枝とあそぼう」は、今回もたくさんのお友だちに参加していただきました。
「こんなに楽しくて素敵な会とは知りませんでした。」
「子どもは夢中で作っていて、とてもたのしんでいました。」
「作るたびにあたらしい発想が出てきておもしろいです!!」
と保護者の皆さまから嬉しいコメントをいただき、スタッフ一同、感激しています。
次はどんな作品を作ってくれるかな?