外国籍社員と一言では言っても、価値観は多種多様です。
大事なことは、そういった文化的・歴史的なバックグラウンドに由来する特性や価値観の差異を乗り越えて、相手の立場に立ってお互いを理解し合うことです。
そしてさらにはそういった差異からそれぞれの強みを引き出して活用し、相乗効果を生み出していけるよう努めています。
外国籍社員が安心して日本で当社で、働き続けることができるように、在留資格の取得や更新のサポートとを行っています。
他事業所で働く外国籍社員同士のネットワークづくりと、それぞれの経験を共有し、将来的なキャリア形成・長期就業継続への意欲を高めてもらうことを主な目的として、異文化コミュニケーション研修と同時に開催しています。グループディスカッションや先輩社員による講話などのプログラムを実施しました。
外国籍社員を受け入れる職場においての留意点や知っておくとよい文化の違いなどについてまとめたガイドブックを作成、配布しています。
外国籍社員受け入れ職場向けガイドブック
外国籍社員を受け入れる職場で、留意したほうが良い考え方や文化の違いなどについてまとめたガイドブックです。
一部事業所では、定期的なお祈りを行う必要がある社員のために、祈祷のためのお部屋を設置しています。海外からのお客様が事業所にお越しいただいた際にも、ご利用いただいています。
キャリア採用を積極的に進めており、多くのキャリア採用社員が活躍をしております。
入社後、当社にはない新たなノウハウを活かしながら、早期に戦力として力を発揮できる環境を整えるため入社時教育や研修等に取り組んでいます。
キャリア採用社員在籍者数
入社初日は各事業所にて就業規則や人事制度、また事業所独自オフィスルールなど、配属までに必要な最低限の内容について説明しています。
職場や業務に慣れてきたタイミングで、当社グループの企業理念、コンプライアンスをはじめとするガバナンス系カリキュラム、安全や環境への取り組みなど、当社について深く理解するための研修を行っています。
特に企業理念については、各自の業務との結びつきを考え共感しながら理解し、同時に当社の社会的責任の大きさも自覚するよう進めています。
なお、この研修では他の事業所を含めた同時期の入社者と接する機会を設け、キャリア採用者同士の社内人脈の形成も狙いとしています。
障がい者採用は、通年採用を実施し、地元のハローワークや障がい者職業能力開発校との連携、合同就職面接会への参加、近隣の学校訪問など雇用拡大に取り組んでいます。また、障がいに関する理解促進に向けた取組みを進めています。
2024年4月に障害者差別解消法の改正により、障がい者等への合理的配慮が義務化されたことを受けて、合理的配慮について学ぶことを目的に役員・管理職を対象とした「ユニバーサルマナー検定3級」を実施しました。(約1,300名が受講)
ユニバーサルマナー検定は、自分とは異なる立場にある人の視点にたち、適切な行動をするために必要な心構えや行動、コミュニケーションスキルを身につける検定として、株式会社ミライロが主催しております。
2024年6月にダイバーシティ西日本勉強会※障がい者雇用推進チームが主催し、西日本を拠点に置く企業で合理的配慮について考える交流会を開催いたしました。
各社から障がいのある社員19名が集まり、職場における合理的配慮の現状や周囲とのコミュニケーションの取り方などについてざっくばらんに意見交換しました。(詳しくはこちら:「合理的配慮について考える交流会」開催について|KOBELCO 神戸製鋼)
※ダイバーシティ西日本勉強会
2004年に立ち上げ、定期的に勉強会を開催。参加企業50社で12の分科会に分かれ、LGBTQや女性活躍推進、男性の育児参画、障がい者、女性の健康促進、ながらワーカーサポートなど、様々なテーマで各社の課題解決につながる研究を進めるとともに、年1回会員企業が集まり勉強会を開催するなど担当者としての研鑽にも励んでいます。
LGBTに関する理解促進に向けた取組みを進めています。
研修やeラーニングを実施し、社員の意識改革に取り組むとともに、「KOBELCOファミリーシップ制度」を導入し、一人一人が自分らしく働ける環境づくりを進めています。
また、アライのロゴが印されたステッカーの配布やセミナー等を通してアライを増やすことに取り組んでいます。
KOBELCO LGBT ALLY ロゴ
※当社らしさを表現する為にラグビーボールをイメージしたロゴです。
2024年度)
2023年度)
2022年度)
2021年度)
【PRIDE指標】
【レインボー認定】