KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局 みやです。
連載「絵本ができるまで」。
前回、すごーくきれいなグラデーションの色見本が登場しましたね。
さぁ!早速あの続きのご紹介です。
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下描きが完成したので、色を付け始めます。
マスキングが必要な部分を考えつつ、背景を塗っていきます。
ところが、しばらく色を塗る作業をしていなかったので、
感覚が鈍り、やっぱり1枚失敗してしまいました。
イラストを描くことを仕事にしている私ですが、
少しでも絵から離れると、その感覚が鈍り・・・
戻るまでに、少し時間がかかります。
失敗と思ったら、どんなに描き込んだものでも、迷わず描き直します。
そこで、あれこれやってみたところで、良い絵に変わることは、まず、ありません。
諦めも肝心です。
描いているうちに、感覚も戻ってきました。
絵本の場合、たくさんの枚数を描くので、
1枚1枚仕上げることはせずに、
全ページを全体的に塗っていきます。
そうすることで、全体のバランスが見えてきます。
色が付き始めると楽しいですね。
では、また。
Roko
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わ~~ぉ!
色が付きましたね。
前回のブログでも書いていた通り、背景から色を塗っていくんですね。
緑のグラデーションで「森」が表現されてます!
素敵ですねぇ。
きれいですねぇ。
背景だけ色が塗られている絵、なかなか見る機会ってないですよね。
途中段階でも、見入ってしまいますね。
今回も、絵の過程を見せていただき、Rokoさん、ありがとうございます!
次がますます楽しみになってきました!!!
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。
さてさて、先週1回お休みしておりました、連載「絵本ができるまで」。
今週からまた再開で~す。
前回は、ライトボックスを使って、下書き作業でしたね。
さぁ!その続きは??
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表紙、裏表紙を合わせて14枚すべての下描きが完成しました。
ラフでざっくりしたものから、
丁寧に描き上げていく下描きの工程に、とても時間をかけます。
見たこともない植物もあるので、
図鑑や、写真などで確認しながら、描き上げました。
それと同時に、色もイメージしながら描いています。
夕焼けの景色は、とても難しいので、悩んでいます。
どこに光が入り、どこが影になるのか?
考え出すときりがないくらいです。
悩み過ぎて、くらくらしてきました(笑)
これから彩色に入っていきますが、
まずマスキングをしながら、背景から塗っていきます。
色は、色見本(単語カードタイプ)というものを作っており、
ここから色を選んでいきます。
この中にイメージに合う色がない場合は、
新しく色を作って色見本を作ります。
Roko
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悩み過ぎてくらくら!
やっぱりとっても大変な作業なんですね。
背景から塗っていくとか、色見本を作ってあるとか、
今回もとても興味深い裏話が聞けました。
ありがとうございます、Rokoさん。
しかし、すごいですね、この色見本のグラデーション!!
とってもきれい~!!!
さて、連載「絵本ができるまで」ももう11まできましたね。
次回はどんなことをするのかな?
みなさん、お楽しみに!!
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです!
今日は、連載の「絵本ができるまで」は少しお休みして、
1月29日に開催されました、第4回KOBELCO森の童話大賞表彰式の模様についてお伝えしますね。
灘浜サイエンススクエアで開催しました、表彰式。
当日は12名の受賞者の皆さん、そして、そのご家族と、たくさんの方々にお集まりいただきました。
じゃーん!
受賞者の方々です。
本当におめでとうございます!!
表彰式では、表彰状の授与はもちろん、できあがったばかりの絵を投影して、永田萠さんにおはなしを朗読いただきました。
(Rokoさんはインフルエンザの為残念ながらご欠席でした。)
また、服部保さんのミニセミナーでは、おはなしに登場した動植物を、
実際の生態系に即して、どの花にしたか、どの動物にしたか、
(Rokoさんの「絵本ができるまで」にもありました、アレですね)
その解説がありました。
大学の先生なので、難しい授業?と思いきや、
小学生にもわかり良い語り口で、会場内では、何度も笑いが起きていましたヨ。
例えば、
おはなしの中に出てきた「蛍」。
ホタルは本当は川のそばに生息しているので、森の中にはいない。
でも、「ヒメボタル」と言う種類の蛍は、陸生だから、ここではこれをモデルにしました。
などなど。
こう言ったファンタジーの中にリアリティを入れ込むためには、
森の知識ってとても大切ですね。
そして、表彰式の後には、懇親会のティーパーティー!!!
表彰式ではとっても緊張していた受賞者の皆さんも、ケーキやフルーツを見ると自然と笑顔が!
和やかな雰囲気の中、みなさんは、審査員の方々から直接いろんな話を聞きながら、
とっても楽しそうに、時間を過ごしていました。
この日一日が、受賞者のみなさんの中で、かけがえのない物になったら良いな、と事務局は思います。
そして、「森」について考え、調べ、学び、そして来年もまたおはなしを書いて応募してくれることを願っています。
さて、KOBELCO森の童話大賞の公式HPの方でも、「受賞者紹介」の第4回を更新予定です。
そしてそのページでは、永田萠さんの審査員長講評もUPします。
おはなしを作る上でのヒントも、たくさんあるかと思いますので、みなさんまた次回に向けてチェックしてみて下さいね!!
ではでは。
次は、「絵本ができるまで」その11でお会いしましょう!