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KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。

さて、今日は前々回にお話ししました「書き方のヒント」のその②です。

少し間が空いてしまったので、まずはその復習からしましょう。

KOBELCO森の童話大賞は「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。

ストーリーは、みなさん子供ならではの発想力を思う存分発揮して、書いてね。

で・も、「森」を知って書くのと、知らないとでは大違い!

ということで、HPの「おはなしを書く前に」の「①森ってなぁに?」ページをご紹介しました。

そこでは、標高によって生えている木の種類が違う事をご紹介しました。


今日はその②ということで、それぞれの森の中についてご紹介をしていきましょう。

童話大賞のHPでは同じく「おはなしを書く前に」の「②どんな生き物が住んでいるのかな?」の部分です。

生えている大木、中低木、そしてそこに集まる動物や昆虫。

それぞれ生えている場所、種類によって、変わってくるんですって!!

例えば、ブナ林(夏緑樹林)の生物群集はこんな感じ。

ブナ、シラキ、チゴユリ、クロモジ、コアジサイ…

高い木、中ぐらいの木、低い木、いっぱい植物の名前がありますね。

動物を見てみると、アナグマ、ノウサギ、ホンドテン、ホンドイタチ、ニホンザル、イヌワシ…

昆虫を見てみると、カブトムシ、オオクワガタ、ムラサキシジミ、モリアオガエル、ヒメボタル…

と、昆虫の場合、この図に出てくるすべてが一斉に無条件で登場するとは、限りません。

そう、季節が関係してきますよね。

もちろん、植物にも季節は関係してきます。

春に花が咲くものもあれば、夏に咲くものもある。

秋に実がなるものもありますね。

前回ご紹介しましたが、「夏緑樹林」ということは‥?

そう、夏は葉っぱが緑で、秋になると紅葉します!!

「森」ってとてもとても奥深い!!


一例としてブナ林でお伝えしましたが、

HPでは他にも

「コジイ林(照葉樹林)の生物群集」

「モミ林の生物群集」

「コナラ林(里山林)の生物群集」

「アカマツリンの生物群集」

「マダケ・モウソウチクの生物群集」

「スギ・ヒノキ人工林の生物群集」

なども掲載しています。


さぁ!あなたはどこの森を舞台に、どの季節で、

何を登場させておはなしを書いてみますか??

ぼんやりと「森」を想像するよりも断然リアルなおはなしが書けるでしょう?

季節を決めたら、途端に色合い豊かなおはなしになりますね!!


そう、大事なポイントはそこでもあります。

絵本になることをイメージして、ぜひ、おはなしを書いてみてください。

金賞に選ばれたら、絵本作家のさとうめぐみさん、ながおかえつこさんが、

とっても素敵な絵本に仕上げてくれますよ!!


8月も最後になりましたが、

みなさんからの「森」をテーマにしたおはなし、

まだまだ待っています!!!


(みや)

こんにちは。

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。

さてさて!

お盆休み明けの昨日、今年度初!の学校からの応募がありました!!

じゃ~~ん!!

先生が、HRのクラス課題としてご紹介してくださったようです。

将来、保育士や学校の先生などを目指すコースの高校生たち。

過去の絵本を色々読んで、

いつか子供たちに読み聞かせをするイメージも膨らませながら、

作品を書いてくださいました。


課題として取り上げてくださった、先生、本当にありがとうございました。

そして、絵本化をイメージして色々書いてくださったクラスのみんな、ありがとう!


さ、お盆が過ぎると、夏休みも終盤ですね!

夏休みの宿題・課題の中に、KOBELCO森の童話大賞はありましたか?

あった人はぜひ!

なかった人もぜひ!

金賞作品は絵本化される、「森」をテーマにしたKOBELCO森の童話大賞、

書いてみてくださいね!!


あなたからのご応募、お待ちしております!!


(みや)

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。


さて、ついに8月に入りましたね!

今年の夏も去年に引き続き、色んなところにお出かけが少し難しい夏ですね。

遠出もできない今日この頃、もしお時間があれば、ぜひKOBELCO森の童話大賞を!

今日は、童話大賞の書き方について、ご紹介していきます。


KOBELCO森の童話大賞は「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。

おはなしの中身は、もうそれは自由に!!

大人では到底思いつかないような、自由な発想でおはなしを書いてもらえたらと思います。

で、も、「森」については、イメージだけの「森」ではなく、

やっぱり本当の「森」を知ってほしいと思っています。

一番いいのは、森に行って、五感を使って森を体験すること!!

見て、聞いて、匂って、触って(かぶれたりする植物もあるので、注意が必要です)、

(食べて:これも素人判断ではとても危険ですからやめてくださいね!!)

森を体で感じて、それを文章に生かしてもらえたら、事務局としては最高です!


でも、ね。なかなか難しいですよね?


そんな時、まずは童話大賞のHPでは、「おはなしを書く前に」というページがあります。

今日はその中の

①森ってなぁに??

をご紹介していきましょう。

森の種類は標高(高さ)によって変わります。

その種類によって、生えている木の種類が違ってきます。

暖かいところにある照葉樹林では、ツバキ・クス・カシ・シイなど。

少し寒いところ、雨の多い地域にある夏緑樹林は、夏に緑と書くように、

秋には紅葉し、落葉する種類のブナ・ミズナラなどが生えています。

針葉樹林は、高い山の上の寒いところにあり、トウヒ・エゾマツなどが生えています。

そして、それより標高が高くなると、なんと!大きな木は生えません。

高山草原といって、山のてっぺんには、コマクサ・ミヤマキンバイなどのお花畑が広がっています。


もちろん、全部を覚える必要はありません。

でもね、おはなしを考えるときに、

この森はどんなところを舞台にしようかな?

暖かいところ、寒いところ、

秋の紅葉がとってもきれいな森で起こる出来事を書きたいなと思ったら、

こんな木が生えている森になるな、とか。

冬のクリスマスの季節に似合う木をイメージすると、こんな森になるな、とか。

そうすると、フィクション(想像)のおはなしが、グッと現実に近くなりますよ。


HPの方では、日本の自然林(昔からある林)から、二次林→人工林なども紹介しています。

森の専門家の服部先生によると、昔からの森はどんどんなくなってしまっているそうです。

それが、唯一守られて残っているのが、神社や寺院にある鎮守の森なんですって。

確かに、大きい木がたくさんあって、少しうっそうとした感じがありますよね。

山の奥に分け入って森を体感するのはとっても大変ですが、

ご近所の昔からある神社や寺院に行ってみたら、

昔からの森を、少し体験できるかもしれませんネ。


今日は、「森ってなぁに?」をご紹介しました。

遠くに行けないこの夏は、是非とも、近くの「森」を体験して、

そしてそこで感じた「森」をおはなしにちりばめてくださいね!

あなただけの「森」の作品、お待ちしていまーす!!


(みや)