写真1

KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。

今週はクリスマスですね!


さてさて、連載「絵本ができるまで」。

先週、遂にRokoさんのキャラクターのイラストが出ましたね。


さぁ!今日は??


*************************

絵本サイズの縮小版を作って、

割り付けた文を、ページごとに割り振ったものを印刷します。

なぜ?小さくするのかというと、サイズが大きいとバランスをつかむのが、とても難しいからです。

ですから、最初から絵本サイズに描くことはありません。

これに絵本の簡単ラフを起こし、ざっくりとした構図を決めていきます。

この時にデッサンが狂っていても、先に進むために、あえてざっくり描きます。

また、文字の位置は適当にはめたものなので、

描きながら、文字のボリュームを把握しつつ、

文字の位置を決めていきます。


Roko

**************************


キャラクターが決まっても、まだそのまま直接絵を描くわけではないんですね。

最初に考えた文章の割り付けをページに落とし込んで、

構図を考えていくのですね。

なるほど。

絵本作りって本当奥が深い!


さぁ!次は?!

毎回、毎回、次が気になって仕方ないわたくし、みやでした。




(みや)

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。


さぁさぁ!

連載「絵本ができるまで」

先週までは舞台設定の場所の下調べに、資料集め、でしたね。

今日はその4をお伝えします!!!


*********************************


資料集めが終わると、今度は登場キャラクターを設定していきます。


キャラクター設定は、主人公の性格をイメージして決めていきます。

また、この絵本の植物や木々などは、あまりデフォルメしません。

(形を変更しないという事)

その辺は、絵本の種類によって描きわけていきます。


Roko


**************************************


おぉ!!!

遂にRokoさんのイラストが登場です!!!


いっぱいその受賞作品のおはなしを読み込んで、主人公の性格をイメージし、

また、背景もたくさん下調べをしてから、登場する人、そして動物などを書いていくのですね。

この「KOBELCO森の童話大賞」の絵本は「森」をうたっているので、

森についての表現はデフォルメせずに、そのままに近い状態で描く…

なかなか奥が深いですねぇ。


さ!

こうやって、遂に絵が少し明らかになってきました、第4回の作品。

今回Rokoさんが絵を担当するのは、中高生の部金賞作品「森のシャンデリア」です。


この先がますます楽しみになってきました!!!





(みや)

こんにちは!

KOBELCO森の童話大賞事務局 みやです。

12月ですね。クリスマスまでのカウントダウンですね!!!


事務局ではそろそろ表彰式の準備に入っていきます。


そして、絵本は??

先週は具体的な舞台設定をして、登場する動植物を決める作業でしたね。


では、今日もRokoさんからのレポートをご紹介します。


***********************************


舞台設定が決まったら、今度は、絵を描くための資料集めをします。


1.写真を集めて、分かりやすく整理をする。

2.持っている本の中で、参考になりそうなものを集める。

(私は、イラスト、絵本作家なので、たくさん本を持っています。)

3.図書館に行き、参考になりそうな本を借りてくる。

(とても参考になる!と思った本は、買うこともあります。

今回は「ブナ林の四季・白神山地」と「よるになると」を購入しました!)

        

4.その本の中から、イメージに結びつくページには、付箋を付けておく。


やはり想像だけでは描けません。

きちんと確認をすることが、とても大事です。


さてさて、絵を描き始めましょうか!            


Roko


*********************************************


森のイメージをつかむために、森を知るために、いろんな本を参考にするんですね。

図書館に行かれたり、買ったりも!

と、もちろんRokoさんは、本やデータ上で見るだけではなく、よく大きな公園にもお出かけされているみたいです。

そうして、実際の木や葉っぱ、どんぐりなんかも触って、感じて、そんな経験も含め、

資料を集めて、絵を描かれるんですね。


さてさて、「絵本ができるまで」はまだまだ続きます。

次は、遂に絵に着手?!


楽しみにしていてくださいね~!



(みや)