KOBELCO森の童話大賞に関する、大きなこと小さなこと、色んな事を発信していきます。
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです!
今日は、連載の「絵本ができるまで」は少しお休みして、
1月29日に開催されました、第4回KOBELCO森の童話大賞表彰式の模様についてお伝えしますね。
灘浜サイエンススクエアで開催しました、表彰式。
当日は12名の受賞者の皆さん、そして、そのご家族と、たくさんの方々にお集まりいただきました。
じゃーん!
受賞者の方々です。
本当におめでとうございます!!
表彰式では、表彰状の授与はもちろん、できあがったばかりの絵を投影して、永田萠さんにおはなしを朗読いただきました。
(Rokoさんはインフルエンザの為残念ながらご欠席でした。)
また、服部保さんのミニセミナーでは、おはなしに登場した動植物を、
実際の生態系に即して、どの花にしたか、どの動物にしたか、
(Rokoさんの「絵本ができるまで」にもありました、アレですね)
その解説がありました。
大学の先生なので、難しい授業?と思いきや、
小学生にもわかり良い語り口で、会場内では、何度も笑いが起きていましたヨ。
例えば、
おはなしの中に出てきた「蛍」。
ホタルは本当は川のそばに生息しているので、森の中にはいない。
でも、「ヒメボタル」と言う種類の蛍は、陸生だから、ここではこれをモデルにしました。
などなど。
こう言ったファンタジーの中にリアリティを入れ込むためには、
森の知識ってとても大切ですね。
そして、表彰式の後には、懇親会のティーパーティー!!!
表彰式ではとっても緊張していた受賞者の皆さんも、ケーキやフルーツを見ると自然と笑顔が!
和やかな雰囲気の中、みなさんは、審査員の方々から直接いろんな話を聞きながら、
とっても楽しそうに、時間を過ごしていました。
この日一日が、受賞者のみなさんの中で、かけがえのない物になったら良いな、と事務局は思います。
そして、「森」について考え、調べ、学び、そして来年もまたおはなしを書いて応募してくれることを願っています。
さて、KOBELCO森の童話大賞の公式HPの方でも、「受賞者紹介」の第4回を更新予定です。
そしてそのページでは、永田萠さんの審査員長講評もUPします。
おはなしを作る上でのヒントも、たくさんあるかと思いますので、みなさんまた次回に向けてチェックしてみて下さいね!!
ではでは。
次は、「絵本ができるまで」その11でお会いしましょう!
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです!
先週の「絵本ができるまで」どうでした?
ボツ案と採用案の見比べ。
すごかったですよねぇ。
Rokoさんも、色々悩んで、考えて、描いてみて、でも、ダメで・・・と試行錯誤があるんですね。
私も、色々失敗もあるけれど(絵とは全く関係ないけれど)、頑張ろう!と思いました!
では、あの続きをご紹介します!
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ラフの確認が終わると、原寸大、もしくは1.5倍程度に引き延ばし、
(1.5倍程度大きめに描いた方が、印刷がきれいに出ると言われています。)
ざっくり描いたラフを印刷して、これを薄い紙に貼り、
ライトボックスを使い、ライトを当てながら、
消したりつけたりして、ラフの構図を生かしつつ、
丁寧に描き込みを入れていきます。
1)ラフの画
2)ラフ画を新しい紙に貼りつけて、ライトボックスを照らしたもの。
下の絵が透けて見えますね。
3)ラフの勢いのある面白い絵を生かすために
ライトをつけたり、消したりして確認しながら、下書きの線を描いています。
4)最終的に描き込んだもの
この描き方は、私の性格に合った描き方で、
同じものを何枚でも描けるようにするために、編み出したものです。
Roko
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ライトボックス!
なんだか専門的な物が登場ですね!
ラフ案をライトの光で透かして見ながら、下絵を清書をしていく、って感じでしょうか??
しかも、今度は1.5倍に拡大!なんですね。
小さく作ってバランス見たり、色々なコツが登場ですね!
Rokoさん、今週もありがとうございます!!
さて!今週末は第4回KOBELCO森の童話大賞の表彰式です!
事務局一同最終準備、頑張っています。
当日は良いお天気になりますように~!
こんにちは!
KOBELCO森の童話大賞事務局、みやです。
1月も半ばになり、私たち事務局は表彰式の準備を頑張っています。
今年はどんなお天気かな?
寒いかな?とにかく、晴れてほしい!
さて、Rokoさんの「絵本ができるまで」。
先週は、文章中に出てくる黄色い花と蝶々を、
Rokoさんが、どの花・蝶をモデルにするか?を色々調べて、想定して、でしたね。
絵本になって、みなさんのお手元に行くのはまだまだ先ですが、
絵本を手に取った際には、ぜひとも黄色い花と、蝶々にも注目してみて下さいね!
と、では、その続きをご紹介します。
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絵本のラフがすべて完成したら、
絵本の形に簡単に作って、ミニ絵本にしてみます。
こうすることで、全体のイメージを掴むことができるからです。
見直して、描き直したページもあります。
どんな違いがあるか?見ていきましょう。
最後のページの幻想的なシーンですが、
<<ボツ案>> <<採用案>>
※ボツにした方は、その幻想的な要素が少なく、子供たちの表情も読み取れません。
全体が描きあがったら、その絵本を一番伝える方法で、表紙を考えていきます。
<<表紙 ボツ案>> <<表紙 採用案>>
※ボツにした表紙の方は、どこか寂しく、この絵本を伝えるための十分な要素を持っていません。
ラフが完成したので、下書き作業へ進みます。
Roko
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へぇ~!
小さな絵本を作って、実際ページをめくるように、確認していくのですね。
そして!そして!
今回のこのBlogでは、採用案だけじゃなく、世の中に出ないボツのラフ案も公開ですっ!!
すごいッ!
ボツ案でも十分素敵だと素人は思ってしまいますが、
でも、こうやって見比べるとやっぱり採用案が光りますね!!
Rokoさん、創作活動の裏側まで、本当にありがとうございます!!!
さて、「絵本ができるまで」。
来週もどうぞ楽しみに~~~!!