統合報告書2019 付属資料

環境会計

神戸製鋼グループは、環境保全活動に継続的に取り組んでいます。
環境保全活動に関わる費用と効果を把握し、ステークホルダーの皆様に当社の取り組みについてより理解を深めていただくため、情報を開示しています。

環境関連投資と環境保全効果

(株)神戸製鋼所では、環境負荷低減のために環境対策設備の新設や維持管理に継続して投資を行い、さまざまな面から環境対策を進めています。
2018年度は、CO2排出量の削減や大気汚染あるいは水質汚濁の防止、廃棄物リサイクル等を目的に約31億円を投資しました。
また、2018年度の費用額の合計は約352億円でした。さらに、技術開発では鉄鋼・アルミ・溶接材料を有する当社の強みを発揮し、最先端ハイテン・アルミの素材競争力とソリューション技術を合わせた自動車軽量化への提案に取り組むなど、研究・開発に総費用額の約27%にあたる約94億円を投じています。
今後も、環境保全に関わる対策を継続的に実施していきます。

設備投資および経費の内訳

(億円)

項目 設備投資額 費用額(経費)
事業エリア内 公害防止 大気汚染防止 1.8 99.6
水質汚濁防止 1.9 51
資源循環 廃棄物リサイクル・処理費、
歩留向上
19.3 79.8
地球環境保全 省エネルギー投資等 8.4
管理活動 EMS登録・更新等 0.5
環境負荷の監視測定 3.2
環境対策組織の人件費 20.8
研究・開発 エコプロダクツ・
製造プロセスの環境負荷低減開発
93.7
社会活動 環境団体支援、広告 0.2
その他 汚染負荷量賦課金 3.2
  合計 31.4 352

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