人材

基本的な考え方

当社グループは、企業としての社会的責任を果たし、グループ企業理念を理解し実践できる人材を育成することが重要だと考えています。これらを実現するため、中期経営計画(2021~2023年度)においては特に、「『変革・挑戦・成果』意識を高める新しい人事制度の構築」「次世代を担う人材の成長・挑戦の促進」「働き方変革の更なる推進」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」等を掲げ、様々な取組みを実施しています。

項目 前中期 中期経営計画(2021~2023年度)での取組み
人事制度変革
  • 評価基準の明確化
  • 停年延長
  • フィードバックの促進

「変革・挑戦・成果」意識を高める新しい人事制度の構築

  • 期待する役割や求める能力を明確化
  • 年功型の人事制度の見直し(役割や成果を重視)
  • 管理職ポスト厳選・プロフェッショナル人材の登用促進
人材育成強化
  • リーダ育成
    (選抜研修強化と経営幹部の育成への関与促進)

次世代を担う人材の成長・挑戦の促進

  • 経営人材の早期育成・計画的配置
  • 選択型・自主獲得型教育へのシフト・定着
  • ものづくり力の強化に向けた教育拡充
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
  • 女性活躍支援
  • 全社員のワーク・ライフ・バランス向上

一人ひとりの多様性を活かし、新たな価値を創造

  • 多様な働き方・少数派層の活躍支援の強化
  • 社内コミュニケーション向上・ダイバーシティネットワーク※の新たな構築
  • ※ 有志のメンバーが職場のD&Iについて改善を目指す草の根活動
働き方変革
  • 在宅勤務の定着
  • 有休取得日数の向上
  • 会議・メールの効率化

働き方変革の更なる推進

  • 業務改善と標準化の定着・浸透
  • オフィスの就労環境改善
  • 柔軟な働き方や就業制度の整備

技能職の人材育成

技能競技大会の様子

技能競技大会の様子

競争力の源泉となる「ものづくり力」の維持・向上のため、職場におけるOJTを基本に、階層別・職種別の各種教育プログラムを整備しています。入社5年目までの若手社員については、毎年、加古川の研修センターに集合し、業務に必要な知識や技能の教育を行っています。また、毎年の技能競技大会の開催、技能検定の取得促進等により、技能レベルの向上に取り組んでいます。

職場の要となる管理監督者には、安全、環境、品質等の基礎知識は当然ながら、マネジメントやコミュニケーションに特化した教育プログラムを準備し、よりよい職場環境の構築に向けた研修を行っています。今後も、社内外の環境変化に応じて、都度、教育内容・体系の見直しを行ってまいります。

経営人材の早期育成・計画的配置

部長級以上の主要ポストについてサクセッションプランを作成し、幅広い職務経験を目的とした異分野ローテーション、経営・マネジメントスキル向上を目的として複数の階層で選抜研修を実施しています。

選択型・自主獲得型教育へのシフト・定着

従来のような全員一律・階層別の教育のウエイトを減らし、『自律自走』を合言葉に選択・自主獲得型教育へのシフトを進めています。社員は自己のキャリアを自律的に形成し、自ら学び、会社は成長機会を提供することで、多様な人材の活躍を後押ししています。

2021年度 能力開発研修 実績

項目 2019年度 2020年度 2021年度
年間の総研修時間 (時間) 347,495 210,948 215,667
1人当たり平均研修時間 30 18 19

2021年度 能力開発研修 実績

項目 階層別研修 公開研修 個別課題研修 語学研修
管理職 総合職 基幹職  
受講者数(延べ)(名) 285 1,619 5,388 7,292 1,728 12,626 1,320
受講時間(延べ)(時間) 5,084 36,280 99,362 140,726 42,184 11,511 21,246
一名あたり平均
(時間)
18 22 18 19 24 1 16
  • ※「 リーダー育成(選抜研修等)」については、管理職対象の階層別研修に含めて算出。

    ※ 個別課題研修:コンプライアンス研修、ダイバーシティ関連の各種研修、安全衛生研修 他

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