安全と健康

基本方針・理念

KOBELCOグループでは、「安全・衛生・健康は経営の基盤であり、全ての事業活動に優先する」という基本理念のもと、安全で安心して働くことのできる活気あふれた職場の実現に向けて、関係法規則の順守は当然のこと、様々な安全衛生活動を行っています。

全社安全衛生管理方針を基本に各事業所において安全衛生管理方針、安全衛生目標、安全衛生活動計画を策定し、PDCAサイクルを通じて改善推進を図っています。また、請負業者等をはじめ当社グループの事業にかかわる外部の重要なステークホルダーにおいても、安全衛生管理を適用・徹底し一体となった活動に取り組んでいます。

その結果、労働災害は減少し休業災害度数率も低位で推移していますが、企業の社会的責任を果たす上でも、社員の生命と健康を守ることが重要との認識のもと、引き続き活動を行ってまいります。また、当社は、安全管理基盤の整備・体制強化を目的に、安全管理のグローバルスタンダードであるISO45001に準拠した労働安全マネジメントシステム(OSHMS)の構築・整備を国内拠点で計画・実施するとともに、安全・環境部が中心となり各事業所をはじめ国内グループ会社、関係協力会社を対象としたOSHMSに基づく監査を行うことで、弱点を把握し、人・設備・管理の観点から横断的に支援し安全衛生レベルの更なる向上に繋げていくよう取り組んでいます。(茨木工場:ISO45001の外部認証を2024年8月取得)

2024-2026年度 中期安全衛生管理方針(重点実施項目)
安全
  1. 1「作業前・行動前の安全確認、安全確保」ができる安全人間の育成(安全文化風土の醸成)
  2. 2グループ会社(国内・海外)の安全監査と支援強化
  3. 3機械安全の推進
  4. 4DXを用いた安全衛生の取組み
  5. 5労働安全衛生マネジメントシステム構築に向けた取組み
衛生・健康
  1. 6有害職場管理(化学物質管理含む)の徹底、定着化
  2. 7メンタルヘルスに関する未然防止、早期発見/対応の取組み
  3. 8疾病ハイリスク者への指導徹底
  4. 9運動習慣改善に向けた取組み
  5. 10禁煙支援の推進

体制

当社グループでは、安全衛生担当役員をはじめ、各グループの安全衛生責任者が出席する「全社安全衛生会議(グループ安全衛生会議)」を開催し、安全衛生活動に係る方針、目標、課題、改善に向けた取組みを決定しています。また、事業所マネジメントとして安全衛生部門が中心となり製造部門、協力会社と連携し安全衛生活動を実施し、本社)安全・環境部が中心となった社内監査(安全衛生診断)による活動・管理状況の確認・フォローを行っています。

あわせて、労働災害が発生した際には、速やかに原因究明、改善対策を講じると共に、水平展開が必要な場合には「事業部門間連絡会議」を開催し類似災害防止の徹底を図っています。

グループ安全衛生管理体制

災害削減に向けた達成目標(2024~26年度)

  • 死亡災害ゼロ、重大災害(同時3名以上被災)ゼロ
  • 休業災害度数率:0.10以下

グループ中期経営計画(2024~2026年度)目標
死亡災害 0件
休業災害度数率 0.10
2024年度(24~26年度)目標
(2024年4月1日~2025年3月31日)
死亡災害 0件
休業災害度数率 0.10

取組み