KOBELCOの約束 Next100プロジェクト

 当社グループは、「KOBELCOの約束 Next100プロジェクト」を2017年より開始しています。当社グループの社員一人ひとりがグループ企業理念を実践し続けることを目指した活動です。グループ企業理念の浸透を軸に、品質事案の風化防止(教育の伝承)及び働きがいの向上にも寄与する施策を展開することで、社員一人ひとりが「認知」「共感」した上で、それぞれの行動で「関与・実践」し、その行動が当たり前の組織文化として定着することをゴールとしています。

Next100プロジェクトの主な活動

以下の活動を通して、グループ企業理念の実践を目指しています。2025年の創業120周年を目前にし、これまでの活動に加え、当社グループに対する理解促進と地域との共生に関する情報発信の取組みについても強化します。

関与・実践
経営層・社員一人ひとりの「約束」の宣言
  • 経営層・社員の一人ひとりが「約束」を宣言する取組み。
  • 全役員の約束宣言をグループ全体に動画で公開。
語り合う場
  • ①グループ企業理念の浸透、②品質事案の風化防止、③組織内の双方向コミュニケーションを目的に、当社及びグループ会社の業務に従事する者全てを対象として2018年度より毎年、各職場で実施している対話活動。
  • 毎年、語り合う場のファシリテーターを務めるライン部長600名程度を対象に集合研修を実施。
KOBELCOの約束賞
  • グループ企業理念を実践し、風土づくりに貢献した活動をたたえ合い、理念実践を促進する取組みとして、2019年度より毎年開催している表彰制度。
認知→共感
経営幹部と社員との対話活動
  • 社長をはじめとする経営幹部が社員に対して直接語り掛け、社員からの質問や意見への回答も行う対話活動。社長による事業所訪問や、各事業部門での経営幹部による対話、オンラインでの大規模対話であるKOBELCOの集いなどを実施中。
    →KOBELCOの集いは2023年度累計約4,000名が参加
KOBELCO 約束の場
  • 品質事案の教訓を、世代を超えて風化させないための施設として、2019年に摩耶研修所に開設。現地だけでなく、オンラインやサテライト施設での開催も行い、訪問を促進。
    →これまでのべ約29,000名が訪問(2024年3月末時点)
KOBELCOの約束の日
  • 社会に再発防止を約束をした日として毎年思い起こし、得た教訓を風化させないことを目的に、最終報告書を公表した3月6日を約束の日として制定。社長メッセージ発信を始めとしたイベントを開催。

第5回KOBELCOの約束賞

当社グループの国内外拠点から応募された計86件の中から、グランプリと準グランプリを含む12件を表彰しました。グランプリに輝いたのは「KOBELCOバリアフリーマップ」で、最寄り駅から神戸本社までのバリアフリーマップを作成、公式ホームページに掲載し、障害を持つ方々の当社への訪問をサポートするための取り組みが評価されました。こうした表彰案件は、グループ企業理念の実現に貢献していくものと考えています。