統合報告書2020 付属資料

環境会計

KOBELCOグループは、環境保全活動に継続的に取り組んでいます。 環境保全活動に関わる費用と効果を把握し、ステークホルダーの皆様に当社の取り組みについて より理解を深めていただくため、情報を開示しています。

環境関連投資と環境保全効果

(株)神戸製鋼所では、環境負荷低減のために環境対策設備の新設や維持管理に継続して投資を行い、さまざまな面から環境対策を進めています。 2019年度は、CO2排出量の削減や水質汚濁の防止等を目的に約39億円を投資しました。
また、2019年度の費用額の合計は約356億円でした。さらに、技術開発では鉄鋼・アルミ・溶接材料を有する当社の強みを発揮し、最先端ハイテン・アルミの素材競争力と自動車ソリューション技術を合わせた自動車軽量化への提案に取り組むなど、研究・開発に総費用額の約26%にあたる約94億円を投じています。
そのうち気候変動に関する研究開発費としては約58億円を投じました。 今後も、環境保全に関わる対策を継続的に実施していきます。

環境保全コスト一覧(2019年度)

(億円)

項目 設備投資額 費用額(経費)
事業エリア内コスト 環境対策コスト 大気汚染防止 0.8 95.4
水質汚濁防止 6.2 49.4
資源循環コスト 廃棄物リサイクル・処理費、歩留向上 0.1 90.3
気候変動対策コスト 省エネルギー投資等 32.1
管理活動コスト EMS登録・更新等 0.5
環境負荷の監視測定 3.0
環境対策組織の人件費 20.2
研究・開発コスト エコプロダクツ・製造プロセスの環境負荷低減開発 93.9
内、気候変動関連の研究開発 57.7
社会活動コスト 環境団体支援、広告 0.1
その他コスト 汚染負荷量賦課金 3.2
合計 39.2 356

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