統合報告書2020 付属資料

全社環境統括責任者メッセージ

3つのVISIONに基づく環境経営で、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」を目指します。

グループ環境経営推進体制

「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」を実現するために、全ての生命を育む健全な地球環境を次世代に引き継ぐことは、我々に課せられた大きな使命であると考えています。そのためにKOBELCOグループは3つのVISIONからなる環境経営基本方針のもと、行動規範であるKOBELCOの6つの誓いに照らした具体的な取り組み、「環境経営の6つの実施事項」を策定し、環境経営を推進しています。

KOBELCOグループはこれまでも、そしてこれからも、個性と技術を活かし合い、あらゆる面で環境に配慮し、地球環境をはじめとする社会課題の解決に挑みつづけます。

環境経営基本方針

KOBELCOグループは環境経営を通じて企業価値向上を目指します

宮崎庄司

宮崎 庄司
全社環境統括責任者
(専務執行役員)

近年、企業経営における非財務面の取り組みが注目されています。KOBELCOグループは長期的な企業価値向上の為には環境への取り組みが不可欠という認識の下、「環境に配慮した生産活動」、「技術・製品・サービスでの環境への貢献」、「社会との共生・協調」を3本柱とした環境経営基本方針を定め、グループ環境経営を実践しています。

その中でもCO2削減への取り組みは経営上の最重要課題であると認識しており、CO2削減推進部会を中心に全社横断的に活動できる体制を構築しています。我々は気候変動がリスクであるだけでなく、ビジネス上の機会にもなり得ると考え、その両面について検討を進めており、この度2030年度に向けた目標を設定しました。 当社グループは、自らの生産プロセスにおけるCO2削減を進めるだけでなく、CO2排出削減に貢献する様々な技術・製品・サービスを更に拡大し、社会のニーズに応えながらCO2排出削減に貢献していくことを目指します。

また、近年注目されている水資源保全についても、効率的な利用に積極的に取り組んでいます。2019年度の当社の水のリサイクル率は約96%と高い水準を維持しており、今後も継続してまいります。

我々は高い倫理観とプロ意識を持ち、KOBELCOが実現したい未来である「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」を目指して、あらゆる面で環境に配慮したものづくりを徹底するとともに、技術・製品・サービスで環境に貢献する環境経営を推進してまいります。

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