女性活躍推進
女性活躍推進法に関する行動計画
当社は、女性の個性と能力が充分に発揮できる社会の実現を目的とした「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、女性活躍推進法)において、第3次行動計画を策定しております。
第3次行動計画(2024~2025年度)
目標1 新卒採用における女性の採用比率を以下の通りとする。 | 【数値目標】総合職:事務系50%以上、技術系15%以上、基幹職技能系:10%以上 |
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目標2 女性管理職数を以下の通りとする。 | 【数値目標】2026年に100人以上 |
目標3 男性社員の育児休業および育児のための特別休暇の取得率を以下の通りとする。 | 【数値目標】100% |
新卒採用数の拡大に向けた取り組み
女性活躍推進に向けて24年度入社からは「新卒女性総合職の採用比率 事務系50%、技術系15%」「新卒女性基幹職技能系の採用比率 10%」を数値目標に掲げた取り組みを行っています。
職掌別新卒採用比率の推移

女性リーダーの育成に向けた取り組み
「女性管理職数を2026年には100人以上」を目標に掲げ、女性リーダーの育成のための取り組みを行っています。
女性管理職数(当社)

活躍支援を目的とした研修などの各種施策
取り組み内容
女性社員研修会

女性リーダー研修
多様性ある組織作りに向けたリーダー育成に向けて、女性が陥りやすいバイアスを知り、リーダー像のステレオタイプにとらわれず、自分らしいリーダーシップについて考え、実践につなげることを目的に実施しています。

基幹職掌技能系女性社員の交流会
神戸製鋼は、他社に先駆けて1999年より現場で働く技能系女性社員を継続して採用しており、一部事業所では班長・職長職を担う方も出てきています。
技能系女性社員の女性比率が少ないため、新入社員を対象に入社4~5年目の先輩社員から職場の話を聞き、仕事の向き合い方、困った時の相談先を聞いたり、同期社員のネットワーク構築で孤独感を軽減することを目的に実施しています。
社外とのネットワークづくり
女性社員の希望者に神戸市主催の女性リーダ研修や、女性活躍プロジェクトの参加を推進しています。
企業の枠を超えた働く女性のネットワークづくりと、自身の可能性を広げキャリアを考えるきっかけにすることを目的としています。


「女性リーダーのキャリアアップ勉強会」6社共同主催

四半期に1度、神戸を拠点とする企業が連携し、各企業で活躍する女性リーダーのキャリアアップを図るとともに、悩んだ時に社外に相談できる人的ネットワークの構築を目的に開催しています。
神戸モノづくり企業技術系女性交流会

神戸モノづくり企業技術系女性交流会
毎年、若手女性を中心に女性技術職のキャリアの築き方や将来設計についての悩みを神戸市に拠点を置くモノづくり企業で意見交流・ネットワークづくりを目的に開催しています。
その他
マタニティ作業服の整備

妊婦向け作業服を導入
KOBELCOグループでは、工場などの製造現場において、安全上の理由から統一作業服の着用を義務付けています。製造現場でも女性の採用を増やしていることから、妊婦が現場内を行き来する際に、妊娠中も安全で働きやすいマタニティタイプの作業服を導入しております。
マタニティ作業服は、上着のおなか回りにボタンなどを付けてサイズ調節出来るようにし、ズボンのおなか回りにも伸びやすいニット素材を採用するなど、妊娠に伴って変化する体形に対応できる工夫を施しています。また、現場で仕事をする女性が妊娠した場合は、体への負荷を軽減した作業への転換を図っています。

マタニティ作業服配布と同時に上司に配られるリーフレット
妊娠期における女性の体の変化や妊娠出産後に使える勤務時間の短縮等の社内制度について記載しています。