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「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025」の「DX注目企業2025」に初選定

2025年04月11日

株式会社神戸製鋼所

当社は、経済産業省が東京証券取引所及び独立行政法人情報処理推進機構と共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025」 における「DX注目企業2025」に、初めて選定されました。

DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものです。さらにDX銘柄に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取組みを実施している企業について、DX注目企業として選定されます。「DX銘柄2025」には31社、「DX注目企業2025」には19社が選定されました。

今回、主に評価されたのは以下の点です。

  • グループ全員がKOBELCO-Xの推進に取り組む必要があると認識し、DX戦略でサステナビリティ経営を強化するための 変革をデジタル技術とデータの利活用によって実現・加速・高度化し、社会課題の解決や新たな価値創造を目指している点
  • 当社のAI操炉®技術を活用した低CO2高炉鋼材“Kobenable® Steel”の開発・商品化」による既存ビジネスの深化、「重機の遠隔操作システムと稼働データを活用したK-DIVE®」、「遠隔モニタリングや運転マネジメントシステムを活用したハイブリッド型水素ガス供給システム」などによる新規ビジネスモデルの創出など、企業価値向上に資する取組みをおこなっている点
  • 社内向け汎用生成AIの導入に加え、安全や品質に関わる社内特定業務に対して専用の生成AIシステムを構築するなど、最新技術を活用して業務変革を実現している点

KOBELCOグループは今中期経営計画(2024~26年度)において、「魅力ある企業への変革」を取り組むべき目標に掲げており、これを実現するための変革「KOBELCO-X※1」を推進しています。その中でDXは、サステナビリティ経営を強化するための様々な変革をデジタル・データの利活用によって実現・加速・高度化し、事業戦略の両輪となるAX(両利きの経営)とGX(グリーントランスフォーメーション)につなげ、社会課題の解決や新たな価値を創造していくことを目指しています。

当社グループは、今後もデジタルによる変革を実現し、「KOBELCOらしさ」を追求します。KOBELCOの持つ多様な技術とデジタル技術をかけ合わせて、社会課題の解決や新たな価値の創造に貢献し、すべてのステークホルダーの皆様にとっての“魅力ある企業への変革”を進めます。

  1. ※1KOBELCOグループが魅力ある企業へと変革していくために取り組むべき変革を総称して「KOBELCO-X」と名付け、具体的な7つのXを設定しています。
当社グループが取組む「変革」
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