当社従業員持株会を通じた株式報奨制度(特別奨励金スキーム)の導入について
2025年07月08日
株式会社神戸製鋼所
当社は、中長期的な企業価値向上に向けた、社員のエンゲージメント向上を目的とした報奨制度として、神戸製鋼所従業員持株会(以下「本持株会」)に加入する当社の全社員に、本持株会を通じて当社株式を付与する「特別奨励金(市場買付)スキーム」(以下「本スキーム」)を導入することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本スキームの目的
当社グループは、中期経営計画(2024~2026年度)において、魅力ある企業へと変革していくために取り組むべき変革を「KOBELCO-X」と総称しており、その中で、EX(人材戦略・従業員体験向上)として、様々な人事施策を積極的に進めています。
当社グループの中長期的な企業価値の最大化を目指すうえでは、社員のエンゲージメントは欠かすことのできない根幹であると考えています。この度、社員の経営参画意識及び企業価値向上への意識の高揚等を通じて、エンゲージメントの向上を図ることを目的とし、本持株会の会員に対し一人あたり毎年30株相当の金額の特別奨励金を支給する計画としました。また、本持株会への入会を促すことで、より多くの社員が株主の皆様との中長期的な企業価値向上への意識を共有することにつながるものと考えています。
2. 本スキームを通じた当社株式の付与について
特別奨励金の支給の対象となる者(以下「対象従業員」)に対する初回の特別奨励金支給は2026年2月を予定しています。
本スキームの対象となる持株会の概要は次のとおりです。(2025年3月31日時点)
- (1)名称
神戸製鋼所従業員持株会
- (2)所在地
神戸市中央区脇浜海岸通2丁目2-4
- (3)理事長
佐々木 憲政
- (4)保有株式数
4,311,138株
- (5)保有比率
1.09%(発行済株式数に対する比率)
3. その他
本スキームの導入に伴う当社連結業績への影響は軽微です。
- ※参考:KOBELCO-Xについて
KOBELCOグループが魅力ある企業へと変革していくために取り組むべき変革を総称して「KOBELCO-X」と名付け、具体的な7つのXを設定しています。


- 1当社は対象従業員に特別奨励金を支給します
- 2対象従業員は支給された特別奨励金を本持株会に拠出します
- 3本持株会は、支給された特別奨励金を取りまとめ、市場買付により当社株式を取得します
- 4取得された当社株式は、本持株会が持株事務を委託しているSMBC日興証券(株)を通じて、本持株会内の会員持分に配分・管理されます
- ※対象従業員は自身の持分相当の当社株式を個人名義の証券口座に任意に引出すことができます。
- ※プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。