GX League

2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GXヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指しています。
電力事業におきましては、株式会社コベルコパワー神戸および株式会社コベルコパワー神戸第二が運営する神戸発電所を対象に、GXリーグに参画しました。

GXリーグに提出した目標値

GXリーグの目標設定方法と排出量算定方法について

GXリーグ参画企業は中間年度(2023年度から2025年度)および2030年度について、CO2排出目標(必須:総量目標、任意:原単位目標)を設定します。

地球温暖化対策の推進に関する法律において、外部に販売した電力に相当するCO2排出量は企業の排出量から控除されますが、GXリーグにおいては、他者に供給した電気又は熱に伴う温室効果ガスの排出量は、当該電気又は熱を生産した企業の排出量に含めるものとされています。

GXリーグ目標設定に関する考え方

当社はカーボンニュートラルに向けたロードマップに記載のとおり、2030年度までに石炭火力の高効率化を目指しており、かかる高効率化が達成される前提でCO2排出量を設定しました。

電力事業における基準年度は日本国の目標及び当社グループの他事業の目標と同じく2013年度としました。

GXリーグ目標に関する補足説明

当社は2021年度に神戸発電所3号機、2022年度に神戸発電所4号機をそれぞれ増設したことにより、基準年度(2013年度)と比較してCO2排出量は増加します。神戸発電所3・4号機は、2014年に関西電力株式会社が高経年化への対応等の観点から、中長期的な最新鋭の火力発電所の開発・導入に向けて実施した火力電源の入札募集に応募し、落札された電源であり、当社および関西電力株式会社が適切に対応することで、卸供給先と合わせたCO2排出量は増加していません。

当社は電力卸供給を営んでおりますが、CO2排出量の基礎となる年間設備利用率を自社で決定することができないことから、GXリーグ目標については、その契約上の上限値に対応する排出量としました。

CO2排出量、排出原単位の推移(イメージ)