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米国Malta Inc.と資本業務提携契約を締結

2026年09月10日

株式会社神戸製鋼所

当社は、米国Malta Inc.(以下、Malta社)との間で資本業務提携契約を締結しました。
Malta社は、独自の蒸気マネジメント技術を基盤とした高温ヒートポンプ技術及び溶融塩を用いた蓄熱・蓄電技術を開発しています。
Malta社の技術と当社がこれまで培ってきた蒸気圧縮機技術との高い親和性を活かし、両社の技術・知見をかけ合わせることでエネルギーの安定的かつ効率的な利用を促進し、CO2排出削減への更なる貢献を目指していきます。

提携の背景と目的

Malta社の高温ヒートポンプ技術は、産業プロセスから発生する未利用廃熱を有効活用しながら高温熱を供給することで、エネルギー利用効率の向上とCO2排出量削減に貢献するものです。また、熱エネルギーを長時間貯蔵し、必要に応じて熱または電力として利用できるMalta社の蓄熱・蓄電技術は、エネルギーの安定利用と効率的な活用を可能にします。

当社は、高温熱需要を有する産業分野の脱炭素化への貢献可能性に加え、これまで十分に活用されてこなかった熱エネルギーを柔軟に貯蔵・利用できるMalta社技術の将来性を高く評価しています。さらに、Malta社の蒸気マネジメント技術は、当社が長年にわたり培ってきた蒸気圧縮機技術との高い親和性を有し、両社の技術・知見をかけ合わせることで、Malta社技術の開発、実用化及び普及をさらに加速できるものと判断しました。

当社は、本提携を通じてMalta社技術の社会実装を支援するとともに、高温熱利用、廃熱回収、長時間エネルギー貯蔵(LDES)をはじめとするエネルギーソリューションの発展と普及に貢献し、エネルギー利用の高度化と脱炭素社会の実現に取り組んでいきます。また、両社の技術と知見をかけ合わせることで新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現と事業成長の両立を目指していきます。

Malta社について

Malta社は独自の蒸気マネジメント技術を基盤とする高温ヒートポンプ及び蓄熱・蓄電技術を開発する米国Alphabet社傘下の研究開発組織 X(旧Google X)発のクリーンテック企業です。Malta社は未利用廃熱の有効活用による高効率な熱供給と熱エネルギーの長時間貯蔵技術を組み合わせることで産業分野における脱炭素化とエネルギーシステムの高度化を目指しています。

会社名

Malta Inc.

本社所在地

Cambridge, Massachusetts, U.S.A.

代表者

Philippe Delleville (President and CEO)

事業内容

高温ヒートポンプ、蓄熱・蓄電システムの開発及び事業化

KOBELCOグループの変革への取り組み“KOBELCO-X”について

KOBELCOグループは今中期経営計画(2024~2026年度)において、「魅力ある企業への変革」を取り組むべき目標に掲げており、これを実現するための変革「KOBELCO-X」を推進しています。今回の取り組みは以下のGXの一例と考えています。

  • GX(Green Transformation)

    当社の蒸気圧縮機技術と高い親和性のあるMalta社の蒸気マネジメント技術、蓄熱・蓄電技術により、エネルギー利用の高度化を実現するとともに、自然環境により時には不安定となる風力・太陽光といった再生可能エネルギーの安定供給化によるCO2排出削減に貢献します。

    また、KOBELCOグループは、今中期経営計画(2024~2026年度)の最重要課題の一つに「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げています。本件についても技術・製品・サービスによるCO2排出削減貢献に資するものと考えています。加えて、機械系事業では、エネルギー転換・資源循環に関連した事業拡大や新規需要を絶好の機会と捉え、現有製品の拡販強化に加えて、当社保有技術のかけ算により、新規事業化にも取り組むこととしており、本件はこれにも該当します。

    今後も、KOBELCOならではの技術・製品・サービスのかけ算を通じて社会課題の解決に挑み続け、ステークホルダーの皆さまにとって“魅力ある企業”へと変革をすすめ、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指していきます。

KOBELCO-X
  • プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。