株式会社神戸製鋼所、マレーシア・ベトナム社会主義共和国/ブラックペレット製造調査事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択
2025年09月01日
株式会社神戸製鋼所
株式会社神戸製鋼所(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:勝川 四志彦)は、2025年8月1日、マレーシア・ベトナム社会主義共和国/ブラックペレット※製造調査事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。
この度、採択された事業は、マレーシアおよびベトナムで広く分布している樹種を用いた木質バイオマス(所謂ホワイトペレット)のブラックペレット原料としての利用可能性を調査し、同国での炭化プラント建設およびブラックペレットの安定供給網の確立に向けた検討を進めることを目的としています。
当社はブラックペレットを発電及び製鉄工程におけるCO2排出量削減の有力な手段と位置づけ、国内外での普及の先導役を果たすべく、2025年5月15日にUBE三菱セメント株式会社と、2025年8月25日に、マレーシアSamling社と、それぞれ共同で事業化検討を進めることを公表しております。今回の補助金採択により、これら事業化検討を更に推し進めることができると期待しています。
なお、鉄鋼生産プロセスにおいて使用する検討の一部は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発委託・助成事業「JPNP21019(GREINS)」により実施しています。
KOBELCOグループは、今中期経営計画(2024~2026年度)の最重要課題の一つに「カーボンニュートラル(CN)への挑戦」を掲げており、本件はこれに資するものと考えております。今後もKOBELCOならではの技術・製品・サービスのかけ算を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまにとって“魅力ある企業”へと変革をすすめ、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指していきます。
- ※ブラックペレットは、日本でも一般的なバイオマス燃料であるホワイトペレットを特定の条件で炭化することで、石炭と同等の発熱量を有する燃料となり、発電燃料だけでなく製鉄原料としても使用できる可能性がある脱炭素原燃料です。ホワイトペレットに使用する木材は、森林の健全な成長を目的に間伐された木や、製材工程でやむを得ず発生してしまう端材やのこくず、その他の十分に活用されていない木材を使用します。木は成長段階でCO2を吸収しており、カーボンニュートラルな原燃料と位置付けられています。よって、鉄鋼生産プロセスや火力発電所において使用することで、自然環境への影響を最小限化しつつ、石炭の使用を減らし、脱炭素化に資することができます。またブラックペレットは炭化した原燃料であることから耐水性があり、屋外保管が可能なため自然発火等の管理や対策が容易であり、リスクが低く安全な原燃料です。
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