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NEDO「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」に採択(真岡)

内陸工業地域の脱炭素化に向けた水素利活用モデルを検討

2026年08月21日

株式会社神戸製鋼所

当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」に採択され、内陸地における工場の脱炭素化に向けた水素利活用モデルに関する調査を開始します。

本事業においては、2021~2022年度に実施した高砂製作所(兵庫県高砂市)を対象とした水素利活用モデルに関する調査※1及び2023~2025年度に実施した燃焼式工業炉での水素利活用実証※2で得られた成果を基盤として、真岡製造所・真岡発電所(栃木県真岡市)を対象に、内陸地における水素供給・利活用モデルの成立条件を検討します。具体的には、工場及び近隣地域における水素需要、水素製造の可能性、CO2削減効果、経済性、及び技術課題を定量的に評価します。その評価結果を踏まえ、技術開発・実証フェーズへの移行判断に必要な事業スキーム、設備構成、及び投資規模を整理し、将来の事業化に向けた事業構想を策定します。

当社は本事業を通じて、内陸工業地域における水素利用の社会実装に向けた知見を蓄積するとともに、地域特性に応じた水素供給・利活用モデルの構築を推進し、産業分野のカーボンニュートラル実現に貢献します。

真岡製造所
真岡発電所

KOBELCOグループは今中期経営計画(2024~2026年度)において「カーボンニュートラルへの挑戦」を最重要課題の一つに掲げ、これらを実現するための変革「KOBELCO-X※3」を推進しています。本事業は、製造プロセスとエネルギー供給設備の双方を対象に、水素利活用による脱炭素化の実現可能性を検討する取組みであり、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の一例と考えています。

また、当社グループの特長ある製品の創出と高度なものづくり力を支える技術資産「KOBELCOのコア技術※4」を4つの分野、21のコア技術に分類しています。本事業は「熱・流体制御技術」を活用した取組みです。

今後も、KOBELCOならではの技術・製品・サービスのかけ算を通じて社会課題の解決に挑み、ステークホルダーの皆様にとって「魅力ある企業」へと変革をすすめ、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指していきます。

  1. ※1NEDOから委託事業として採択された「水素社会構築技術開発事業(地域水素利活用技術開発)」に関わる取組みで、高砂製作所で実稼働する設備(工業炉、ボイラ等)の運転状況の調査により、水素へ燃料転換する場合の技術課題を整理し、水素製造・供給・利用モデルを構築することを目的に、「熱によるエネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた水素利活用モデルに関する調査」を実施しました。
    NEDO「水素社会構築技術開発事業」に採択~「熱によるエネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた水素利活用モデルに関する調査」~(2022年5月19日)
  2. ※2NEDOから補助事業として採択された「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/(ロ)地域モデル構築技術開発」に関わる取組みで、実機規模のボイラ及び加熱炉での水素利活用の実証である「熱エネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた燃焼式工業炉での水素利活用の実証」を実施しました。
    NEDO「水素社会構築技術開発事業」2023年度第1回公募に採択~熱エネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた燃焼式工業炉での水素利活用の実証~(2023年9月14日)
  3. ※3当社グループが魅力ある企業へと変革していくために取り組むべき変革を総称して「KOBELCO-X」と名付け、具体的な7つのXを設定しています。
    当社グループが取組む「変革」[PDF:4.55MB]
  4. KOBELCO-X
  5. ※4当社グループは長年にわたり、素材系、機械系、電力と、多様な事業の研究開発を通じて、幅広い技術を培ってきました。特長ある製品の創出と高度なものづくり力を支える技術資産を、4分野、21のコア技術に分類しています。
    KOBELCOのコア技術 | KOBELCO 神戸製鋼
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