真岡発電所

概要

真岡(もおか)発電所は、海から離れた内陸部に建設された国内初の
本格的な内陸型火力発電所です。
真岡発電所の全体配置図をはじめ、概要を紹介しています。

地域とともに歩む

地域との共生

高効率な発電設備

真岡発電所は、国内初の本格的な内陸型火力発電所です。
最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電方式を採用し、一般のガスタービン発電や汽力発電と比べて、高い発電効率を実現、国内最高レベルの効率で発電を行います。

国土強靭化に寄与

多くの発電所が立地する臨海部ではなく、津波の影響がない内陸に立地している真岡発電所は、首都圏における電源の分散化に貢献しています。
2015年には内閣官房の「国土強靭化民間の取組事例」や経済産業省の「エネルギー基盤強靭化事例」に選定される等、国からも評価されています。

エネルギー自給率の向上

真岡発電所は栃木県ピーク時電力の約40%、また2025年3月時点で東京電力管内の供給電力の約2%を担っています。安全安心な生活基盤を支えていることはもちろんのこと、産業立地推進の面などにおいても、周辺地域に波及効果をもたらすことが期待されています。

校外学習の受け入れ

見学施設「みらいん」は、「未来につながる発電所」をコンセプトに、AR(拡張現実)を通じて、発電の仕組みや電気の役割を学んでいただくことができます。

周辺と調和する環境デザイン

建屋デザインは栃木県景観アドバイザー制度を活用し、「風土に調和した色彩」を意識しました。また国の登録有形文化財にも指定されている「久保講堂」(旧 真岡尋常小学校)のデザインも参考にしました。