鉄鋼アルミ 製品・技術

低CO₂アルミ製品“Kobenable® Aluminum”/アルミ板製品におけるリサイクル率保証スキームの展開について

2025年12月22日

株式会社神戸製鋼所

当社は、2024年11月20日より、低CO2アルミ原料の適用によるCO2削減効果をマスバランス方式※1により特定のアルミ製品に割り当てる低CO2アルミ製品”Kobenable® Aluminum”(コベナブル・アルミ)※2のブランド展開を開始しました。

この度、新たに真岡製造所のアルミ板製品におけるリサイクル原料使用比率の保証についても第三者機関(DNV※3)による妥当性確認※4を終えました。これにより、リサイクル原料をマスバランス方式により特定のアルミ板製品に割り当て、リサイクル原料使用比率を従来よりも高めたアルミ板製品を提供するスキームの運用が可能となり、ブランド商品に追加しました。

“Kobenable® Aluminum”のアルミ板製品の特長は、次の5つです。

  • 2024年11月公表済
    1. 1マスバランス方式によりScope3を最大ゼロにまで削減可能
    2. 2当社が製造する全てのアルミ板製品での販売が可能
    3. 3従来と同様のプロセスで製造したものであり、同等の品質を維持
    4. 4製品1kgあたりのCO2排出量を保証し、証明書を提供可能
  • 今回公表(追加スキーム)
    1. 5マスバランス方式によりリサイクル率を高めた製品の提供が可能。製品1kgあたりのCO2排出量およびリサイクル原料使用比率を保証

Kobenable® AluminumにおけるCO2削減の取組み

本取組みにより、真岡製造所のアルミ板製品における「リサイクル原料の拡大(Scope3)」を実現し、アルミニウムの循環利用を促進します。今後は、「省エネ・生産性向上・非化石エネルギーの使用等(Scope1,2)」を進め、CO2削減効果の最大化及びその定量的な価値をお客様へ提供し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

KOBELCOグループはCNへの挑戦をはじめとした事業戦略の実現に向けた変革「KOBELCO-X」※5を進めており、本件はそのひとつであるGX(Green Transformation)に繋がる成果と考えています。当社グループはこのように多様な事業を営む総合力を生かし、様々な製品・技術を幅広く提供することにより、脱炭素社会の実現に貢献しています。

今後も、KOBELCOならではの多様な事業・技術・人材のかけ算を通じて、社会課題の解決に挑み、ステークホルダーの皆さまにとって「魅力ある企業」へと変革をすすめ、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指してまいります。

  1. ※1マスバランス方式

    製品の製造工程において、ある特性(例:低CO2)を持った材料・製品とそうでない材料・製品とが混在する場合に、その特性を持った材料・製品の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性を割り当てる手法。

  2. ※2低CO2アルミ製品“Kobenable® Aluminum”
  3. ※3DNV

    GHG(Green House Gas)排出削減量、製品別GHG排出量の算定などを行う、第三者機関。

  4. ※4第三者機関(DNV)による妥当性確認

    当社はKobenable® Aluminum販売の為の管理規程を作成し、DNVはGHG Protocol等の基準やガイドライン及び当社とDNVで合意した加工流通過程の管理基準に基づいて、当社の管理文書が、当社の採用した基準に沿って確立していることを確認。

  5. ※5KOBELCO-X

    当社グループが取組む「変革」[PDF:7.84MB]
    KOBELCOグループが魅力ある企業へ変革していくために取り組むべき変革を総称して「KOBELCO-X」と名付け、具体的な7つのXを設定しました。

  6. KOBELCO-X

Kobenable® Aluminum 商品商標

※Kobenable® Aluminumは、株式会社神戸製鋼所の登録商標です。

  • プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。