カーボンニュートラルへの挑戦に向け実証・実装拠点「TAKASAGO GX Try Field」運用開始
2026年04月16日
株式会社神戸製鋼所
当社は、素形材事業と機械事業の中核製造拠点である高砂製作所をカーボンニュートラル(CN)への挑戦に向けた実証および実装拠点として「TAKASAGO GX Try Field」と位置付け、このほど運用を開始しました。

CNの実現に向けては、多様な知見や技術をかけ合わせた共創の取組みが重要であると考えています。同Fieldでは実際の生産拠点において、KOBELCOグループの多様な技術、製品を活用するとともにスタートアップを含む外部パートナー様やさまざまなステークホルダーの皆様とスクラムを組み、かけ算(共創)による社会課題解決を推進し、企業価値の持続的な向上に取り組んでまいります。
現在、同Field内では、NCチタン生産工場※1、燃焼式工業炉での水素利活用の実証設備※2、水素燃料電池ショベルの実証設備※3、大型液化水素気化器の実証設備※4、ハイブリッド型水素ガス供給システムの実証設備※5、燃料電池ショベルの稼働評価のための環境を整備※6等を展開し、実際の生産拠点において水素を中心とした事業や技術実証に取り組んでいます。今後は、バイオマス、CCUS(Carbon Capture Utilization and Storage)等へ対象領域を拡大し、CN社会の実現に資する製品化・事業化を見据えた技術実証を加速していきます。
「TAKASAGO GX Try Field」の“Try”には、当社グループの最重要課題の1つである「CNへの挑戦」に加え、当社グループの価値観を体現するラグビーのトライのように、失敗を恐れず挑戦を重ね、社会課題解決というゴールを自らの力で切り拓いていく姿勢を表すという想いを込めました。
TAKASAGO GX Try Field

当社グループは今中期経営計画(2024~2026年度)において「稼ぐ力の強化と成長追求」および「CNへの挑戦」を最重要課題に掲げ、これらを実現するための変革「KOBELCO-X※7」を推進しています。
- AX(両利きの経営)
社内外の複数の技術が結集する共創拠点「TAKASAGO GX Try Field」での取組みを通じて、GXを背景とした新たなビジネスチャンスの獲得ならびに既存事業の競争優位性の確立に貢献します。
- GX(グリーン・トランスフォーメーション)
社内外の複数の技術が結集する共創拠点「TAKASAGO GX Try Field」での取組みを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けたソリューションの提供により、生産プロセスにおけるCO2排出量削減による脱炭素に貢献します。
今後も、社内外の多様な技術が結集する共創拠点「TAKASAGO GX Try Field」での取組みを通じて、当社グループならではの最適なソリューションを創出することで、CN社会の実現に貢献するとともに、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指していきます。
- ※1世界初「NC(Nano-Carbon composite coat)チタン」の開発および量産化に成功(2021年2月24日)
- ※2工場の熱エネルギーの脱炭素化に向け、燃焼式工業炉での水素利活用の実証を開始(2026年03月09日)
- ※3神戸製鋼所 高砂製作所に水素燃料電池ショベルの高圧水素充填設備の整備を完了(2025年02月18日)
- ※43タイプの液化水素(LH2)気化器における実証試験の紹介|神戸製鋼技報/Vol.74 No.1(Jun. 2025)[PDF:3.3MB]
- ※5KOBELCOグループが提案する液体水素利活用システム「ハイブリッド型水素ガス供給システム」を用いた水素供給・燃焼試験開始について(2023年9月14日)
- ※6神戸製鋼所とコベルコ建機が水素燃料電池ショベルの開発を加速(2024年5月22日)
- ※7KOBELCOグループが魅力ある企業へと変革していくために取り組むべき変革を総称してKOBELCO-Xと名付け、具体的な7つのXを設定しています。

- ※プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。