放射性廃棄物の減容処理 ―大型機器―
円滑な廃止措置の実現に向けて
原子力発電所で取替・保管されている蒸気発生器や給水加熱器などの大型機器は、その保管のために広大なスペースを専有しており、円滑に廃止措置を進めるうえでの課題となっています。神戸製鋼では、長年の知見とノウハウを活用し、効果的に大型機器を減容して大部分をクリアランス金属としてリサイクルする革新的なソリューションを提案しています。
輸送の実績

KOBELCOグループのトランスニュークリア(株)は放射性物質の国際間輸送に豊富な実績を有するエキスパートであり、大型機器の輸送についても長年にわたり調査検討を続けています。
海外企業との連携
スウェーデンでは大型機器のリサイクルが社会的に根付いており、その背景には、長年の操業実績による安全性の実証や、地域社会との密接なコミュニケーションなどがあります。神戸製鋼は実績豊富な海外企業との業務提携により、廃止措置の実現に向けた対応を加速していきます。


素材の知見
神戸製鋼は1980年代から金属溶融やクリアランス金属のリサイクルに関する研究開発を続けています。素材・機械メーカーとして蓄積した確固たる技術に基づき、リサイクル製品の設計開発にも取り組んでいます。

廃棄物処理分野への適用に向けた研究開発

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