予熱軽減型高張力780N/mm2級鋼

特長

  • 鋼橋製作に使用された実績を有する最も高張力で、予熱温度の低減を実現した鋼材です。
  • 予熱温度は50℃以下であり予熱作業およびその付帯作業の軽減が可能となるとともに、サブマージアーク溶接をはじめとする溶接品質も良好であり、従来の780N/mm2級鋼の使用との比較で大幅な施工効率向上が期待できます。
  • 明石海峡大橋に使用され、鋼重軽減に加え予熱温度低減により歪み矯正作業(局部加熱による歪み矯正)も軽減された実績を有しており、海峡横断橋等の大規模橋梁の製作に適した鋼材であるといえます。

Y型溶接割れ試験結果(SMAW)

Y型溶接割れ試験結果(SMAW)のグラフ

K開先SAW溶接継手シャルピ試験での切欠位置によるvE−15の変化

K開先SAW溶接継手シャルピ試験での切欠位置によるvE−15の変化のグラフ

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