建設機械

日本で、世界でインフラを創出する建設機械。神戸製鋼は高品質化と効率化に貢献する、溶接プロセス、システム、材料を提供していきます。
目次
神戸製鋼の建設機械向け溶接ロボットシステム
溶接プロセス・システム・材料で高品質な自動化を実現

大電流MAGプロセス
シングルトーチで従来ダンデム溶接法並の高溶着速度
大電流MAGプロセスは従来シングル溶接法の2倍以上、従来タンデム法に匹敵する高溶着速度を実現


大電流でもスプレー移行で低スパッタ
ソリッドワイヤではローテーティング移行となる大電流域においても、専用フラックス入りワイヤ FAMILIARC™ MX-A100Dにより安定したスプレー移行を実現! スパッタ発生量も大幅に低減!

深溶込みを実現
大電流MAGプロセスは既存高能率溶接法であるダンデム溶接と比べて、極めて深い溶込みを実現!

大電流MAGプロセス
Depth of Penetration: 5.0mm
Welding Current: 600A
Welding Speed: 33cm/min

従来法 / ダンデム
Depth of Penetration: 2.5mm
Welding Current:
L 350A T 320A
Welding Speed:
1pass 55cm/min
2pass 40cm/min
- ※下向すみ肉(脚長 15mm)での一例
大電流MAGプロセスとダンデム溶接法の特長
共に高能率溶接法ですが、大電流MAGプロセスはシングルトーチのため、ティーチングがしやすいことや、狭隘部にトーチが入りやすいためロボット溶接の適用率を高くすることができます。
大電流MAGプロセス※![]() |
タンデム溶接法※![]() |
|
---|---|---|
ワイヤ溶融速度 | ◎ | ◎ |
スパッタ量 | ◎ | △ |
最大溶接速度 | ○ | ◎ |
溶込み深さ | ◎ | △ |
操作性 | ◎ | △ |
ガスコスト | ◎ | △ |
大電流MAGプロセスのシステム構成

- 溶接ロボット ARCMAN™ A60
- 専用溶接ワイヤ FAMILIARC™ MX-A100D
- 溶接機 SENSARC™ RA500
タンデムアーク溶接システム
ダンデム溶接の基本機能

溶接速度850mm/min
水平すみ肉溶接 脚長8mm
- デジタル制御溶接機SENSARC™ RA500を採用。
シングル⇔ダンデム溶接切替可能。 - シングル⇔ダンデムトーチの持替え可能。
- 先行⇔後行極の任意切替可能。
- 往復多層溶接機能の使用可能。

デュアルアークセンサ機能

デュアルアークセンサは、先行極と後行極の溶接電流変化を捉え、先行極の位置ズレに追従しつつ、後行極のズレにも追従することが可能
→溶接品質の向上、手直し低減に直結
ARCMAN™ PRODUCTION SUPPORT
- ARCMAN™のの生産見える化を実現、DX推進ソフトウェア
- データ集計作業ゼロ、生産解析支援:稼働率向上、安全作業支援:安全性向上

レーザセンサ
特徴

建設機械ロボットシステム導入事例
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