自動車用サスペンション向けアルミニウム鍛造品

自動車の足廻りで使用されるサスペンションは、軽量化ニーズによりアルミ化が進んでいます。
当社では、従来の鉄製品と比較して40%以上の軽量化を実現しており、国内でトップシェアを獲得しています。

特長

  • 連鋳棒から鍛造・熱処理・検査までの一貫量産生産ラインで自動車サスペンション用アルミ鍛造部品を製造しています。
  • 大型6300トンプレスでの多数型配置による1ヒート連続鍛造技術や、構造解析による提案型製品開発体制により幅広いニーズに対応しています。
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製造・生産技術

一貫生産体制
  • 合金製造から鍛造、検査・出荷までの一貫生産体制。
  • 最大級の大型メカニカルプレス(6,300トンプレス)の成型能力を活かした方案設計技術により、中・大型部品を低コストにて製造可能。
  • 横型連続鋳造にて、素材となる大径の鋳造棒を低コストにて製造可能。
  • 所内で発生するバリ屑の再利用
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材料開発技術

アルミ化による軽量化効果
  • 当社独自開発の高強度合金KD610により鋳鉄比40%以上の軽量化を実現。
  • 材料成分および鋳造棒製作から鍛造、熱処理工程までの条件の見直しによる、材料高強度化。
高強度化→組成:Si,Mg量の最適化・微細組織:高温鍛造プロセス、Mn,Cr添加
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設計開発技術

  • 解析技術を活用して軽量かつ製造性を考慮した最適形状を提案。

解析技術を活用した設計手法

設計条件

入力条件、干渉条件
→ 設計領域の作成


概念設計

位相最適化解析
→ 最適形状の決定


詳細設計

構造解析、塑性流動解析
→ 製品性能と製造性を考慮した最終形状の決定

製品例

  • Knuckle
  • Carrier
  • Front Lower Compression Arm

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