2輪車・4輪車マフラー用チタン合金

特長

KSTI-1.2ASNEX™

純チタン並の成形性と純チタンの2~3倍の高温強度を両立し、かつ純チタンの弱点である耐高温酸化性を改善した、マフラー用に適したチタン合金です。

KSTI-1.5AL(JIS 50種、ASTM Gr.37)

純チタン並の成形性を維持しながら、純チタンの2~3倍の高温強度を実現した、世界初のマフラー用量産チタン合金です。マフラー分野での使用実績が認められ、JIS規格やASTM規格にも登録されています。

  KSTI-1.2ASNEX KSTI-1.5AL
物理的性質 JIS2種純チタンと同等
強度 室温 JIS2種純チタンと同等
高温 JIS2種純チタンの2~3倍の強度
→高寿命かつ薄肉化による軽量化が可能
成形性 JIS2種純チタンレベル
耐高温酸化性 KSTI-1.5ALよりも優れる JIS2種純チタンよりも優れる
使用可能温度(目安) 700~800℃ <700℃(純チタン: <650℃)
適用例 2輪車、4輪車マフラー
純チタンの代替材として使用することで高い信頼性が得られます
2輪車、4輪車マフラー
高温酸化のためにこれまで純チタンが適用できなかった部品のチタン化が可能になります

主な用途

  • 2輪車マフラー
    エグゾーストパイプ、サイレンサー、テールパイプ、触媒ケース、セパレータ等の各種内部部品
  • 4輪車マフラー
    センターパイプ、サイレンサー、テールパイプ、セパレータ等の各種内部部品
  • 船舶用マフラー

新規分野 (自動車)

マフラー
マフラー
写真提供:トヨタ自動車(株)
燃料電池用セパレータ

製品規格と製造可能範囲

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