航空機向け鍛造品用チタン合金

特長
航空機向けに多く使用されている一般的なチタン合金はTi-6Al-4V(略称Ti-64)です。Ti-64は最も汎用的なチタン合金であり,引張強度や破壊じん性などの機械的特性のバランスが良く、航空機分野での使用実績も豊富であることから,技術的なデータベースも蓄積されています。適用部品も幅広く,機体構造部品や,ジェットエンジンのファンロータおよび低圧圧縮機付近の部品など,耐用温度が約300℃以下の部品で使用されています。
対象製品
分類 | 公称組成 | 当社規格 | 他規格 (神鋼規格とは若干の相違があります) |
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チタン合金 | Ti-6Al-4V | KS6-4 | JIS 60種 ASTM G5、F5 AMS4911、4928 |
KS6-4ELI | JIS 60E種 AMS4907、4930 |
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Ti-4.5Al-2Mo-1.6V-0.5Fe-0.3Si-0.03C | KSTI-9(Ti-9) | ASTM G35 | |
Ti-4.5Al-3.5Cr-0.5Fe-0.2C | KS EL-F | ||
Ti-6Al-2Sn-4Zr-6Mo | KS6-2-4-6 | AMS4981 |
主な用途
- 航空機部品
- コンロッド
- バルブスプリングリテーナ
- 構造部材
- ゴルフクラブ ヘッド等
航空・宇宙





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