当社チタン研究室に来室したクロール博士です。試験中の真空高周波溶解炉を見学しました(1953年)。
クロール博士とギルバート技師の指導を受けて開発された消耗電極式真空アーク溶解法で溶解した1回溶解50kgチタン鋳塊(左側長尺のもの)と2回溶解鋳塊(右側短尺のもの)です(1954年ごろ)。健全で良好な鋳肌の鋳塊が得られるようになり、1955年には米国にサンプルを輸出しました。
チタン溶解工場建設当時の1ton型VAR溶解炉です(1959)。
1959年に当社設計により高砂工場で稼働した商業生産用の真空アーク溶解炉から、2回溶解後の1トンチタン鋳塊を取り出す様子です。この炉の完成により、化学工業への利用が本格的にはじまりました。
チタン溶解課発足当時のメンバーです(1959)。