焼結歯車用高強度鋼粉 46F4H
特長
- 1.酸化による強度低下が無い
Cr等の易酸化元素を含まないため焼結および熱処理における酸化の懸念が無く、RXガス浸炭でも高強度が得られます。
合金成分
|
Ni |
Mo |
組成 |
0.5% |
1.0% |
成分の考え方 |
じん性確保 |
焼入れ性向上 |
- 2.転造加工により高強度を実現
表面転造加工により空孔の低減が可能となり、溶製鋼歯車と同等以上の強度が得られます。
焼結転造歯車の歯部断面写真
転造有無による空孔分布比較
- 3.高材料歩留、工程短縮可能
歯切り工程が不要なため、溶製鋼歯車と比較して材料歩留が高く、かつ工程省略による生産性向上が期待できます。
歯車製造プロセスの比較
焼結歯車(試作成形品)
代表特性
歯元曲げ疲労強度
面圧疲労強度
密度と歯元曲げ疲労(転造あり)
製品・技術のご紹介
お問い合わせ先
- 株式会社 神戸製鋼所 素形材事業部門
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